丸の内ピカデリー2にて『釣りバカ日誌18』(松竹2007:朝原雄三)を観る。
今回はすーさん(三國連太郎)が会長就任にともない、気力が衰えて認知症になりかけるというお話。そのせいか、作品全体に勢いがない。リゾート開発反対のリーダーである高嶋政伸からして若さが感じられない。壇れいとの結婚にしても決断力がない。もっと若くてフレッシュな役者はいなかったのだろうか?
また、地元の黒幕としての小沢昭一、ちょっと貫禄不足ではなかろうか。ここは、もっと威厳のある俳優を使い、三國との老優対決をじっくりと観てみたかった。