ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

04月06日、横山通乃(2009)

 4月6日生まれ、横山道代(よこやま みちよ) 本名:同じ
 1936年、東京市世田谷区生まれ。
 兄一人、姉一人がいる。
 1946年、小牧バレエ団に入る。後に石井みどり舞踊研究所に学ぶ。
 1953年2月、NHK東京放送劇団に5期生として入団。
 1953年、都立桜町高校卒業(年齢が合わない、16~17歳で卒業?)。
 1954年4月、NHKラジオ「ヤン坊ニン坊トン坊」でニン坊を演じて、同期生の里見京子黒柳徹子と共演して一躍人気者となる。この番組は3年間続く。1956年から8年間続いたNHKテレビの人形劇「チロリン村とくるみの木」でも“トンペイ”の声優として里見、黒柳と共演して茶の間に親しまれる。
 1958年、東宝と契約する。『奴が殺人者だ』(東宝1958:丸林久信)で佐藤允の婚約者に扮して映画デビュー。
 『暗黒街の顔役』(1959)、『ある日わたしは』(1959)、『独立愚連隊』(1959)、『大学の山賊たち』(1960)、『独立愚連隊西へ』(1960)、『暗黒街の弾痕』(1961)、『月給泥棒』(1962)、『江分利満氏の優雅な生活』(1963)の岡本喜八監督作品や、『細雪』(1983)、『おはん』(1984)、『鹿鳴館』(1986)、『映画女優』(1987)、『竹取物語』(1987)、『つる・鶴』(1988)、『天河伝説殺人事件』(1991)、『四十七人の刺客』(1994)、『八つ墓村』(1996)の市川崑監督作品などに、存在感ある脇役として活躍している。
 1961年5月28日、中山昭二と結婚、一男をもうけるが、後に離婚。
 『八つ墓村』では、“横山通代”と表記してあったが、改名したのかな?
 『映画女優』(東宝映画1987.01.17公開、監督:市川崑)
 田中絹代の半生記。吉永小百合扮する田中絹代の姉・玉代に扮したのが横山道代である。
2000.06.05(月)

 きのう4月6日は、横山通乃さんの誕生日です。66歳になりました。
 横山通乃さんの最近作は『いのちの海』(2001:福原進)です。チュウさん(頭師佳孝)の母親を演じています。
2002.04.07(日)

 横山通乃さんの最新作は、『白い犬とワルツを』(2002:月野木隆)です。秀一(豊原功補)の母・順礼で在日韓国人を演じている。亡くなった光恵(藤村志保)に恩義を感じていて、中本家を心配して世話をやく。横山通乃さん久しぶりに出番の多いやくどころです。
2002.04.26(金)

 横山道代さん、『酔いどれ波止場』(大映京都1966:井上昭)ではヤクザの親分・般若の鉄五郎(遠藤辰雄)の女房・おまんを勝ち気な姐さんふうに演じていました。
 浅草で見た上記作品、ほんとのニュープリントでしたが、演出がまずくおもしろくありませんでした。
2002.05.02(木)

 古い資料では1936年4月6日生まれとなっていたが、1934年生まれが正解のようだ。そうなると高校卒業の年も年齢にあってくる。4月16日生まれとしている資料もあるが、どちらが正しいのかわからないので従来通り、今回は4月6日のままにしておきます。
 今月で75歳になる横山通乃(よこやま みちの)さんの最近作は、『たみおのしあわせ』(2008:岩松了)です。診療室を待合代わりに使う近所の老人たちのひとり(?)に扮していました。
2009.04.08