ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『恐怖の弾痕』(東宝1957:日高繁明)

 シネマヴェーラ渋谷にて『恐怖の弾痕』(東宝1957:日高繁明)を見る。1000円(会員)。
 日本刀・田崎潤と柔道・宝田明の対決、あるいはボクシング・河津清三郎と柔道・宝田明の対決。仙石原での決闘シーンは『姿三四郎』を思い出してしまった。
 そこそこにアクションをこなしている宝田明、しかし動きが硬く、こなれてない。まだ、河津清三郎のほうが、スムーズなアクションを見せてくれる。
 本人の意志もあってか、宝田明はミュージカルへと進出していくわけだが、アクションが不得手というのも一因かもしれない。