ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

日本アカデミー賞

 高校同期会のメーリングリストで感想を求められたので、その返信です。


日本アカデミー賞がスタートした頃、我々仲間の間では冷ややかに見ていました。
34年間経っても、そのスタンスはかわりません。
でも34年間も経ったのだからこそ、日本映画界全体がすべてを集中させて、この「日
アカデミー賞」を盛り上げていくべきかなと思います。
きのうは、22時前後に帰宅したら、テレビで録画中継をしていたので、初めて授賞式
なるものを見ました。
やはり演出ひとつ取っても、盛り上がりに欠けていました。
ある程度、やらせでも、最優秀主演男優賞は誰が受賞するか、というシーンはもっと
過剰なまでの演出が必要かなと思います。
まして、妻夫木聡が他の仕事を優先させて会場にいないという事態は、それだけ「日
アカデミー賞」の権威がないという何よりの証拠ではないでしょうか。
さらに、日本テレビ主催だったら、録画中継ではなく同時中継ですべて放送すべきか
なと思っています。
『告白』や『悪人』が賞を独占したことについては、予想されたことですので、特に
感想はありません。

 とまあ、上記のとおりです。
 今朝の朝日新聞では37面(裏の40面、39、38、37、と第3社会面)に一段22~23行(レイアウトの都合で2段)の記事でした。ベルリン映画祭で『ヘヴンズストーリー』が受賞した記事の次でした。
 日本テレビ主催ということなので、読売新聞だったら第1社会面ぐらいの扱いかもしれません。それにしても、いまだにマスコミ全体が盛り上げるという状況にはなっていないのが残念です。

下記をクリックしてください。「ぴくちゃあ通信」のランキングが表示されます。
[https://movie.blogmura.com/movie_japanese/ にほんブログ村 映画ブログ 日本映画(邦画)]
[https://movie.blogmura.com/movie_director/ にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優]