ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『ステキな金縛り』(2011:三谷幸喜)


 

 

 
 『ステキな金縛り』(2011:三谷幸喜)を日劇2にて見る。800円(株主割引)、パンフレット700円(東宝では珍しくいつもより100円高い、値上げの前触れか)。
 三谷幸喜5作目にして、かなり映画的にこなれてきて、142分長さも感じず、おもしろい。
 深津絵里をコメディエンヌとして、ほとんど出ずっばりの主役にすえたのが、良かった。彼女をサポートする西田敏行中井貴一阿部寛の面々、そして好奇心いっぱいの裁判長を軽やかに演じた小林隆がすごく良かった。
 さらには、次から次へと登場するゲスト俳優陣を見ているだけで、楽しくなる。ただ、皆さん、ゲストとしての分をわきまえているのか、誰ひとりとして突出した演技を見せてくれなかったのは残念。あれだけの役者が出ているのだから、ひとりぐらい印象に残るような演技を見せてくれても良さそうなのに。
 また、深津絵里西田敏行が主題歌を歌っている。それに、法廷ボーイズ(KAN、中井貴一阿部寛小林隆)のコーラスがかぶさる。これがいいのだ。けれども、歌っている彼らが見られないのは残念でならない。せっかくのステキな主題歌、夢のシーンを無理やり作ってでも、ミュージカル風に歌って踊らせてほしかった!
 
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