ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

トム・ハンクス(ウェブサイトより)


 『ハドソン川の奇跡』(2016:クリント・イーストウッド)でチェズレイ・“サリー”・サレンバーガー(機長)を演じたトム・ハンクスの紹介記事です。
 作品ウェブサイトからそのまま転載。作品サイトは、半年から1年でネットから消え去るものなので、取り合えず記録しておきます。


 賞受賞経験をもつ俳優/プロデューサー/監督。
2年連続で米アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した2名の俳優のうちのひとり。ジョナサン・デミ監督の『フィラデルフィア』(93)でエイズに冒された弁護士アンドリュー・ベケットを感動的に演じ、1994年、初めてのアカデミー賞を受賞。翌95年、ロバート・ゼメキス監督の『フォレスト・ガンプ/一期一会』(94)でタイトルロールを演じ、忘れがたい演技で2つ目のオスカー像を手にした。また、両作品でゴールデングローブ賞も受賞し、後者では全米映画俳優組合SAG)賞も受賞している。
 さらに、ペニー・マーシャル監督の『ビッグ』(88)、スティーブン・スピルバーグ監督の『プライベート・ライアン』(98)、ゼメキス監督の『キャスト・アウェイ』(00)の演技でも米アカデミー賞にノミネートされ、『ビッグ』と『キャスト・アウェイ』でゴールデングローブ賞を受賞している。
 近作は、スティーブン・スピルバーグ監督の『ブリッジ・オブ・スパイ』(15)、トム・ティクバ監督の『A Hologram for the King』(16)。待機作には、ロン・ハワード監督の『インフェルノ』、ジェイムズ・ポンソルト監督の『The Circle』などがある。
 13年、『キャプテン・フィリップス』に主演。この作品で、ゴールデングローブ賞SAG賞/英アカデミー(BAFTA)賞にノミネートされた。また同年に出演した『ウォルト・ディズニーの約束』(エマ・トンプソン共演)は米国映画協会(AFI)の“その年の映画”に選出された。
 ほかの映画作品には、ロン・ハワード監督とチームを組んだ4作品『スプラッシュ』(84)、『アポロ13』(95)、『ダ・ヴィンチ・コード』(06)、『天使と悪魔』(09)に加えて、ペニー・マーシャル監督の『プリティ・リーグ』(92)、ノーラ・エフロン監督の『めぐり逢えたら』(93)と『ユー・ガット・メール』(98)、フランク・ダラボン監督の『グリーンマイル』(99)、サム・メンデス監督の『ロード・トゥ・パーディション』(02)、スピルバーグ監督の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(02)と『ターミナル』(04)、コーエン兄弟が監督した『レディ・キラーズ』(04)、ロバート・ゼメキス監督と再タッグを組み製作総指揮も担当したアニメアドベンチャーポーラー・エクスプレス』(04)、スティーブン・ダルドリー監督の『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(11)、ティクバ監督とアンディ/ラナ・ウォシャウスキー監督の『クラウド アトラス』(12)などがあり、さらに、『トイ・ストーリー』(95)、『トイ・ストーリー2』(99)、『カーズ』(06)、『トイ・ストーリー3』(10)といったコンピュータアニメの大ヒット作では声の出演をしている。
 映画からTV界にも進出し、大きな成功を収めている。前述の『アポロ13』に続き、賞賛を受けるHBOのミニシリーズ「フロム・ジ・アース[人類、月に立つ]」(98)でホストと製作総指揮を務め、1エピソードでは監督を担当し、4エピソードの脚本にも携わった。この作品で、エミー賞ゴールデングローブ賞/全米製作者組合(PGA)賞を受賞し、エミー賞の監督賞にもノミネートされた。
 前述の『プライベート・ライアン』で仕事をしたスピルバーグ監督とは、スティーブン・アンブローズの原作に基づくHBOのミニシリーズ「バンド・オブ・ブラザース」(01)でともに製作総指揮を担当。第5話では監督を務め、第1話の脚色も担当した。この事実に基づくミニシリーズはエミー賞ゴールデングローブ賞のTVミニシリーズ部門最優秀作品賞を受賞。自身は、エミー賞の最優秀監督賞をほかの監督たちと分かち合い、同賞脚本賞にもノミネートされた。また、PGA賞も受賞している。
 高評価を受けたHBOのミニシリーズ「John Adams」(08/ポール・ジアマッティローラ・リニートム・ウィルキンソン出演)の製作総指揮を担当。この作品は、ミニシリーズ部門最優秀作品賞を含むエミー賞13部門を受賞し、ゴールデングローブ賞ミニシリーズ部門最優秀作品賞とPGA賞を受賞。また、高い評価を受けたHBOのミニシリーズ「ザ・パシフィック」(10)でもスピルバーグとともに製作総指揮を務めた。10話に分かれたこの作品は、ミニシリーズ部門最優秀作品賞を含むエミー賞8部門を受賞し、自身に4度目のPGA賞をもたらした。
 12年には、08年の大統領選でジョン・マケインの副大統領候補となったサラ・ペイリンを描くHBOの政治ドラマ「ゲーム・チェンジ 大統領選を駆け抜けた女」(ジュリアン・ムーアエド・ハリス出演)で製作総指揮を担当。この作品は、エミー賞ゴールデングローブ賞のTV映画/ミニシリーズ部門最優秀作品賞を受賞し、そのほか多くの賞やノミネートを獲得した。13年には、ベストセラー本に基づくナショナル・ジオグラフィックの2時間番組「リンカーンを殺した男」でナレーター兼歴史コメンテーターを務めた。また、プレイトーン社とともに、エリザベス・ストラウトのピューリッツァー賞受賞小説「オリーヴ・キタリッジの生活」(早川書房刊)に基づくHBOのミニシリーズ「Olive Kitteridge」(14)、エミー賞にノミネートされたCNNのドキュメンタリーシリーズ「The Sixties」(14)、そして「The Seventies」(15)と「The Eighties」(16)の製作も担当している。「Olive Kitteridge」は、15年に、最優秀TVミニシリーズ賞を含むエミー賞8部門、放送映画批評家協会TV賞3部門、全米監督協会賞とSAG賞をそれぞれ1部門受賞した。
 『すべてをあなたに』(96)で初めて長編映画の脚本/監督を担当して成功を収め、出演も兼ねた。また、『幸せの教室』(11/ジュリア・ロバーツ共演)では脚本/製作/監督/主演を務めている。プレイトーン社の旗印のもとで、事業パートナーのゲイリー・ゴーツマン、妻のリタ・ウィルソンとともに、スマッシュヒットを記録したロマンチックコメディ『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』(02)を製作。そのほかの製作作品には、前述の『ポーラー・エクスプレス』、『アントブリー』『Starter for 10』(共に06)、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』(07)、『マンマ・ミーア!』(08)、『ザッツ★マジックアワー ダメ男ハワードのステキな人生』(08・未)、『かいじゅうたちのいるところ』(09)、そしてHBOシリーズ「ビッグ・ラブ」の51エピソード(06~11)といった作品で製作を担当している。
 13年、ノーラ・エフロンが演出した「Lucky Guy」でブロードウェイデビューを飾り、この演技で、ドラマデスク賞、ドラマリーグ賞、外国批評家サークル賞、トニー賞にノミネートされた。
 02年、AFIの生涯功労賞を受賞。09年には、リンカーン・センター映画協会よりチャップリン賞、14年には、ケネディ・センター名誉賞を受賞した。

以上、作品オフィシャル・サイトより転載、
です。