ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『淵に立つ』(2016:深田晃司)





 『淵に立つ』(2016:深田晃司)を有楽町スバル座にて見る。1100円。
 小さな金属加工工場を営む鈴岡利雄とその妻・章江、10歳の娘・蛍の家族3人での平穏な毎日。そこへ利雄の古い友人の男がやってくる。
 家族3人の描写といい、浅野忠信のミステリアスな描き方といい、濃密な空気感が見ごたえ充分。男が家族に溶け込んだかに見えたある日、突然の事件。予想外の展開にびっくり仰天。
 場面変わって、太賀と三浦貴大が登場。三浦が退職してその後任である太賀への引継ぎ。あれれ、いつの話、回想シーン? と思っていたら、記念撮影の段階で謎が解明、またまた衝撃の現実。
 筒井真理子の変貌ぶりが鮮やか、彼女の代表作になること確実。

2016年10月16日(日)鑑賞。
      キャスト
浅野 忠信     八坂草太郎
筒井真理子     鈴岡章江
古舘 寛治     鈴岡利雄
篠川 桃音     鈴岡蛍
真広 佳奈     鈴岡蛍(8年後)
太賀        山上孝司(新人)
三浦 貴大     設楽篤(山上の前任者)

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