『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(2017:三木孝浩)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン10にて見る。1000円。
南高校弓道部に所属する2年生の響は、内気でまだ本当の恋を知らない。親友・千草恵のラブレターが間違って世界史教師・伊藤貢作の手に渡ったのを取り戻しに行ったことがきっかけで、彼に恋するようになる。
二人の出会いのシーンがソフトフォーカスを基調にしていて、グッと画面に引き込ませる。三木孝浩の演出はさすが、他の青春ものの監督とは一線を画している。もはや手慣れたベテランの域に達している。
サイドストーリーもしっかりと描き込んでいて、画面に奥行きを与えている。今回は、竜星涼の比嘉愛未へのまっすぐな愛をきちんと描いていて、それが広瀬すずの生田斗真への愛情を昇華させる手助けともなっている。
三枚目に徹した森川葵もいいし、広瀬すずを脇からそっと見守る健太郎もいい。今回、初めて認識した健太郎はこれからの注目株かな、、、。
また、三木孝浩監督デビュー作『ソラニン』(2010)以降の常連である野間口徹がちょっとだけ顔を出しているのも、映画ならではうれしい演出。
『ナラタージュ』(2017:行定勲)とは違った意味での先生と生徒のラブストーリー、さわやかな味わいであった。
南高校弓道部に所属する2年生の響は、内気でまだ本当の恋を知らない。親友・千草恵のラブレターが間違って世界史教師・伊藤貢作の手に渡ったのを取り戻しに行ったことがきっかけで、彼に恋するようになる。
二人の出会いのシーンがソフトフォーカスを基調にしていて、グッと画面に引き込ませる。三木孝浩の演出はさすが、他の青春ものの監督とは一線を画している。もはや手慣れたベテランの域に達している。
サイドストーリーもしっかりと描き込んでいて、画面に奥行きを与えている。今回は、竜星涼の比嘉愛未へのまっすぐな愛をきちんと描いていて、それが広瀬すずの生田斗真への愛情を昇華させる手助けともなっている。
三枚目に徹した森川葵もいいし、広瀬すずを脇からそっと見守る健太郎もいい。今回、初めて認識した健太郎はこれからの注目株かな、、、。
また、三木孝浩監督デビュー作『ソラニン』(2010)以降の常連である野間口徹がちょっとだけ顔を出しているのも、映画ならではうれしい演出。
『ナラタージュ』(2017:行定勲)とは違った意味での先生と生徒のラブストーリー、さわやかな味わいであった。
お薦めです。
2017年10月29日(日)鑑賞。
キャスト
生田 斗真 伊藤貢作(世界史教師)
広瀬 すず 島田響(南高校弓道部2年生)
竜星 涼 川合浩介(響のクラスメイト)
森川 葵 千草恵(響のクラスメイト)
健太郎 藤岡勇輔(北高校弓道部部長)
中村 倫也 関矢正人(南高校教師)
比嘉 愛未 中島幸子(南高校教師)
八木亜希子 島田遼子(響の母親)
森本 レオ 羽柴晶一(南高校校長)
大鷹 明良 南高校教頭
野間口 徹 飲み屋帰りのサラリーマン
米村亮太朗 〃