ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『ブレット・トレイン』(2022:デヴィッド・リーチ)







 『ブレット・トレイン』(2022:デヴィッド・リーチ)を、ユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン10にて見る。1000円。
 伊坂幸太郎のウィットに富んだ冗舌な会話のエッセンスだけいただいて、あとは現実を全く無視しまくったアクション技の連続。これに乗れるかどうかが、この作品を楽しめるかどうかの分かれ道。
 私は、残念ながら全くのれなかった。最初から最後までツッコミどころ満載。この列車、右側を走ったり、と思ったら左側を走ったり。最初の頃は他の乗客を気にしてのアクションだったのが、どんどんエスカレートして、列車を破壊したり、、、。その時点で緊急停車だろうが。あるいは、乗り遅れた奴が最後尾にしがみつき、列車のフロントガラスをこぶしで叩き割って、車内に乗り込むとか、おまえはアベンジャーズか!。はたまた、列車の外、上に乗っかっての移動、西部開拓史時代の列車じゃあるまいし、、、。結構乗っていた乗客が、ある車両は一人もいなかったり、後半ではボスが全席買い占めたなんて後付け説明セリフもとびだす始末。
 運転手がいない列車を最終的には破壊しまくっての脱線転覆。破天荒なアクションにも、最低限のリアルが必要なのではなかろうか。
 真田広之のアクションはさすがに見せてくれたが、息子のキムラを演じたアンドリュー・小路、セリフが明瞭でなく、日本語は致命的にヘタクソで、他にいなかったのだろうか?
2022年9月2日(金)鑑賞


     スタッフ
監 督      デヴィッド・リーチ
脚 本      ザック・オルケウィッツ
原 作      伊坂幸太郎
         「マリアビートル」(⾓川⽂庫刊)
製作総指揮    ブレント・オーコナー
  〃      三枝 亮介
  〃      寺田 悠馬
  〃      カット・サミック
製 作      ケリー・マコーミック
 〃       デヴィッド・リーチ
 〃       アントワン・フークア
撮 影      ジョナサン・セラ
美 術      デヴィッド・ショイネマン
音 楽      ドミニク・ルイス
挿入歌      アヴちゃん
 〃       奥田民生
編 集      エリザベト・ロナルドスドッティル
衣裳デザイン   サラ・イヴリン
公開年月日:2022.09.01
上映時間:126分
製作会社:87North Productions=CTB Inc.=Fuqua Films
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

     キャスト
ブラッド・ピット        レディバ
ジョーイ・キング        プリンス
アーロン・テイラー=ジョンソン タンジェリン
ブライアン・タイリー・ヘンリー レモン
アンドリュー・小路       木村雄一(エルダーの息子)
真田 広之           エルダー
マイケル・シャノン       ホワイト・デス
バッド・バニー         ウルフ
サンドラ・ブロック       マリア(レディバグのハンドラー)
ジー・ビーツ         ホーネット(車内販売に変装)
ローガン・ラーマン       サン The Son(ホワイト・デスの息子)
マシ・オカ           車掌
福原かれん           車内販売
デヴィッド・リーチ       ジェフ・ズーフェルト
ケヴィン・アキヨシ・チン    木村渉(木村雄一の息子)

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