『マイ・ブロークン・マリコ』(2022:タナダユキ)を、TOHOシネマズ日本橋スクリーン9にて見る。6ポイントで無料鑑賞。
自殺した親友・マリコの遺骨を毒親から奪い、マリコが行きたがっていた海を目指すシイノ、、、。
時々、回想シーンで、小学生、中学生、高校生、社会人、と二人の関係性が挿入される。マリコは父親に虐待され、そのトラウマから男に依存しては棄てられるを繰り返す生活。それを時々、助けていたシイノだが、ちょっと中途半端。子ども時代はともかく、高校生や社会人だったら、もっと深く関わって助けてもよさそうだが、、、。
シイノの家庭環境などのバックボーンはまるっきり描かれていない。中学生の時からタバコを吸って不良ぶっているが、群れは作らず、孤高のワルを気どっているようだ。
ともあれ、死んでしまってから、親友の大切さを知る口惜しさ。その心の痛みは、こちらにはさっぱり伝わってこない。遺骨と一緒に旅して、シイノは何をしたかったのだろう。
2022年9月30日(金)鑑賞
スタッフ
監 督 タナダユキ
脚 本 向井 康介
〃 タナダユキ
原 作 平庫 ワカ
「マイ・ブロークン・マリコ」(KADOKAWA)
エグゼクティブプロデューサー
小西 啓介
コー・エグゼクティブプロデューサー
堀内 大示
〃 大富 國正
企画・プロデューサー
永田 芳弘
プロデューサー 米山加奈子
〃 熊谷 悠
共同プロデューサー 横山 一博
〃 岡本 圭三
〃 成瀬 保則
撮 影 高木 風太
美 術 井上 心平
装 飾 遠藤 善人
音 楽 加藤 久貴
エンディングテーマ Theピーズ「生きのばし」
録 音 小川 武
音響効果 中村 佳央
照 明 秋山恵二郎
編 集 宮島 竜治
スタイリスト 宮本 茉莉
ヘアメイク 岩本みちる
キャスティング 山下 葉子
制作担当 村山亜希子
助監督 松倉 大夏
スクリプター 増子さおり
VFXスーパーバイザー
諸星 勲
公開年月日:2022.09.30
上映時間:85分
製作会社:映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
(ハピネットファントム・スタジオ=KADOKAWA=エキスプレス)
製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ
制作プロダクション:エキスプレス
制作協力:ツインズジャパン
配給:ハピネットファントム・スタジオ=KADOKAWA
キャスト
永野 芽郁 シイノトモヨ
奈緒 イカガワマリコ
窪田 正孝 マキオ
尾美としのり マリコの実父
吉田 羊 タムラキョウコ(マリコの父親と同棲している)
佐々木 告 シイノの小中学時代
川島 潤哉 マリコの部屋の後片付けをしている不動産屋
米村亮太朗 シイノのクソ上司
? マリコの小中学時代
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