以上、『愛についての歌』(2021-2022:トマシュ・ハボフスキ)より
『愛についての歌』(2021-2022:トマシュ・ハボフスキ)を、国立映画アーカイブ小ホールにて見る。6月2日(金)から始まった「EUフィルムデーズ2023」の1本。310円。
愛についての歌(94分・DCP) ポーランド Poland
Piosenki o miłości / Songs about love
2021(ポーランド)
【言語 Language】ポーランド語 Polish
【字幕 Subtitles】日本語 Japanese
有名俳優の息子で音楽家のロベルトはウェイトレスのアリツィアの歌声を聞き、魅了される。一緒に音楽を作り始め、2人の距離は近くなっていくが…。若い男女の揺れる想いを端正なモノクロ映像で綴るキュートでほろ苦い音楽ラブストーリー。アリツィア役は、本国で人気のバンド「ダンプリングス」のユスティナ・シフィェン。
以上、国立映画アーカイブの解説より
初見。
メインタイトルとエンドクレジットはカラー、それと中途に挿入されるアリツィアを撮ったスマホ映像がカラー。他はモノクロ映像がメイン。
自称・音楽家のロベルトは、大物舞台俳優の息子。父親に対してコンプレックスの塊。住居も音楽機材も生活費まで父親だのみにも関わらず、何かと父親に反発している。
そんな時、アリツィアの歌声に魅了されたロベルト。二人は楽曲を作り始め、やがて恋愛へと発展する。楽曲のデモテープがロベルトの姉から父親にわたり、父親が音楽関係者へと。そして、メジャーデビューへと話が進む。プロデューサーからの条件はアリツィアを切り捨てて、もっと売れる歌手とコンビを組むこと。悩んだロベルトは弁護士の姉に相談し、アリツィアに楽曲権利放棄のサインを強引に迫る。アリツィアは別れを決意してサインする。
結局、ひとりでは楽曲制作がうまくいかず、メジャデビューはなかったことに。
ラストは、姉の紹介でCM音楽作りに携わり、軌道に乗り始める。そんな時にライブ会場では、表舞台に出ることをかたくなに拒否していたアリツィアの歌う姿、、、。
どこの国でも、偉大な親に反発するこどもはいるもんだなあ、というのを再確認したのが、最大の収穫。
肝心の楽曲は、あまりピンとこない。とりわけ魅了される歌声でもないし、ラブストーリーとしても、キラキラと輝いてもない。男の身勝手さばかりが目立った作品だった。
2023年6月9日(金)鑑賞
スタッフ
監 督 トマシュ・ハボフスキ
脚 本 トマシュ・ハボフスキ
製作年:2021年
公開年月日:2022.11.23、11.27 ポーランド映画祭2022上映
上映時間:94分
カラー&モノクロ/ビスタ/デジタル
キャスト
トマシュ・ヴオソック ロベルト
ユスティナ・シフィェンス アリツィア
アンジェイ・グラボウスキ
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