ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『湖の女たち』(2024:大森立嗣)






以上、『湖の女たち』(2024:大森立嗣)より


 『湖の女たち』(2024:大森立嗣)を、ユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン11にて見る。1100円。
 なぜ、なぜ、???、、、。疑問だらけの作品。
 若い刑事は、介護士のオナニーを目撃したことから、ゆがんだ欲望を膨らませたのだろうか。しかも、容疑者と確信しながら、警察署内でも行為を行おうとする。先輩からのパワハラのうっぷん晴らしなのか、、、。
 女は拒否することもなく、なぜ男に従ってしまうのだろう。
 ベテラン刑事のパワハラは10数年前の事件からの挫折からとは言え、あまりにも幼稚ではなかろうか。
 その事件で腐りきった警察署内とは言え、物的証拠が何もない自白のみでの犯人に仕立て上げようなんて、いまどきのテレビドラマでもやらない、強引な展開。
 若手週刊誌記者が突然のように登場して、なぜ今頃になって10数年前の事件を取材してまわり、スクープ記事にしようとしているのか、、、、。
 あげだしたら、きりがない。
 登場人物の闇が薄くしか描かれていず、どこに視点をあわせているか、、、。手を広げすぎてしまった。
 見る前は、松本まりかの主演賞は確定か、、、と思っていたが、せっかく背面オールヌードになったかいもなく、残念な作品になってしまった。
2024年5月22日(水)鑑賞

        スタッフ
監督・脚本       大森 立嗣
原 作         吉田 修一「湖の女たち」(新潮文庫刊)
プロデューサー     吉村 知己
 〃          和田 大輔
撮 影         辻  智彦
美 術         大原 清季
装 飾         遠藤 善人
音 楽         世武 裕子
録 音         吉田 憲義
照 明         大久保礼司
編 集         早野  亮
衣 装         纐纈 春樹
ヘアメイク       豊川 京子
助監督         小南 敏也
公開年月日:2024.05.17
上映時間:141分
カラー/シネスコ/DCP
製作会社:映画「湖の女たち」製作委員会
製作幹事:東京テアトル=ヨアケ
制作プロダクション:ヨアケ
配給:東京テアトル=ヨアケ

       キャスト
福士 蒼汰       濱中圭介(西湖署の若手刑事)
松本まりか       豊田佳代(介護施設職員)
福地 桃子       池田由季(週刊誌記者)
浅野 忠信       伊佐美佑(西湖署のベテラン刑事)
近藤 芳正       竹脇東(西湖署の課長)
吉岡 睦雄       両角署長(西湖署)
平田  満       河合勇人(西湖署の元刑事)
根岸 季衣       服部久美子(介護施設職員)
菅原 大吉       服部の夫
土屋 希乃       服部三葉(孫・中学3年生)
北  香那       濱中華子(圭介の妻)
大後寿々花       小野梓(介護施設職員)
川面 千晶       二谷紀子(介護施設職員、佳代と同じ班)
呉城 久美       本間佐知子(介護施設職員、松本郁子と同じ班)
穂志もえか       市島松江(終戦直前、民男の妻)
奥野 瑛太       市島民男(終戦直前)
信太 昌之       渡部編集長
鈴木 晋介       豊田浩二(佳代の父親)
長尾 卓磨       医療機器メーカーの担当者
伊藤 佳範       小林剛(池田由季の先輩記者)
岡本 智礼       谷川(終戦直前の伝達兵士)
泉  拓磨       徳竹会の若い男(第二の殺人時の当直職員)
財前 直見       松本郁子(介護施設職員)
三田 佳子       市島松江
荒巻 全紀(声の出演) ハバロフスク裁判の被告

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