『ブラック・ショーマン』(2025:田中亮)を、ユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン1にて見る。1000円。
マジックを使って、警察の機密情報を手に入れるなんて、コソ泥並みで、推理でも何でもない。
同級生の容疑者がいっぱい出てくるけど、それぞれあっさりとしか描かれておらず、物足りず。例えば、生田絵梨花と森崎ウィンの夫婦関係とか、、、。
県警刑事の生瀬勝久、出てるだけで、コメディリリーフにもなっておらず、もったいない使い方。
紅葉の景色が、どんよりとした色味で、もっと艶やかにならなかったものか、、、。風向明媚という観光スポットに説得力なし。
最大の失敗は、中学時代の友情の描き方があっさりしていて、哀しみ、せつなさが足りない。ここをじっくり描きこんでこそ、事件の核心に迫り、感動を誘うはずだったのに、、、。
蛇足ながら、有村架純に送られてきた「婚約者についての告発メール」、あれはいったいどういうこと? それを解決もせず、映画を終了させるとは、観客をなめているとしか思えない。
2025年9月12日(金)鑑賞
スタッフ
監 督 田中 亮
脚 本 橋本 夏
原 作 東野 圭吾「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」(光文社文庫刊)
製 作 臼井 裕詞
〃 荒木 宏幸
〃 市川 南
〃 大給 近憲
プロデューサー 上原 寿一
〃 野崎 理
〃 唯野 友歩
〃 伴瀬 萌
撮 影 相馬 大輔
美 術 あべ木陽次
美術プロデュース 三竹 寛典
アートコーディネーター 大野恭一郎
装 飾 近藤 美緒
音 楽 佐藤 直紀
テーマソング 福山 雅治「幻界」(アミューズ/Polydor Records)
録 音 高須賀健吾
音響効果 壁谷 貴弘
照 明 佐藤 浩太
編 集 河村 信二
スタイリスト 二村 毅
スタイリスト(有村架純)道端 亜未
衣 装 嶋崎 槙人
ヘアメイク 坂本 敦子
ヘアメイク(福山雅治) 新宮 利彦
ヘアメイク(有村架純) 倉田 明美
選 曲 大森 力也
キャスティング 日比 惠子
〃 川村 恵
ラインプロデューサー 田口 聖
制作担当 竹井 政章
〃 緒方 裕士
助監督 向井 澄
〃 高土 浩二
スクリプター 荒澤志津子
VFXスーパーバイザー 赤羽 智史
劇中漫画作画 凸ノ 高秀
マジック監修 KiLa
製作国:日本
製作年:2025
公開年月日:2025.09.12
上映時間:127分
カラー/ビスタ/DCP
製作会社:フジテレビジョン=アミューズクリエイティブスタジオ=東宝=光文社
(制作プロダクション:AOI Pro.)
配給:東宝
キャスト
福山 雅治 神尾武史(英一の弟)
有村 架純 神尾真世
仲村トオル 神尾英一(真世の父親)
伊藤 淳史 中條健太(真世の婚約者)
成田 凌 釘宮克樹(人気漫画家)
生田絵梨花 池永桃子(旅館若女将)
木村 昴 柏木広大(地元建設会社の跡取り)
森永 悠希 原口浩平(地元の酒屋店主)
秋山 寛貴(ハナコ) 牧原悟(地元の銀行勤務)
犬飼 貴丈 杉下快斗(青年実業家)
岡崎 紗絵 九重梨々香(大手広告代理店勤務)
森崎ウィン 池永良輔(桃子の夫、英一の教え子)
中村 里帆 森脇敦美(葬儀に現れる)
生瀬 勝久 木暮大介(県警捜査一課の刑事)
丸山 智己 柿谷誠一(所轄の刑事、英一の教え子)
阿佐 辰美 前田拓海(所轄の若い刑事)
西浦心乃助 津久見直也(釘宮の唯一の親友、中学時代に病気で逝去)
濱田 マリ 津久見絹恵(直也の母親)
稲垣 来泉 真世の中学時代
柊木 陽大 釘宮の中学時代
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