日生劇場にてミュージカル「スウィーニー・トッド」(演出:宮本亜門)を女房と見ました。
ブロードウェイのスティーヴン・ソンドハイムの代表作だそうです。踊りはなく、スタンドプレイでも通用する演出です。だからこそ、大竹しのぶが出たのかもしれません。冒頭、オーケストラの生演奏にのって全員がコーラスするシーンは、音楽が大きすぎて歌詞がほとんど聞き取れません。ここで、観客が舞台に引き込まれるかどうかの大事なシーン、ちょいと残念。
市村正親、大竹しのぶは安心して見ていられます。武田真治、キムラ緑子、以下も芸達者でうまい。ソニンもこの道もありかな、と思わせるものがあります。
惜しむらくはソロで印象にのこる歌がないというところかな。