ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

姫路城ロケ

 『ホラ吹き太閤記』(東宝1964:古澤憲吾)を久しぶりに見たら、協力・国宝姫路城のクレジット。時代劇では姫路城や彦根城が登場するのはよくあること。だいたい、本物の天守閣が残っているのは上記ぐらいしかない。あとは戦後になって復元されたものばかり。いきおい姫路城がよく登場するのは当然のことである。
 しかし、この『ホラ吹き太閤記』での姫路城の露出度は半端でない。日本一の天守閣を背景に織田信長ハナ肇やら重臣たち、そして木下藤吉郎こと植木等も頻繁に出てくる。天守閣だけではない。あちこちの城壁、通用門が何度も出てくる。ご愛嬌として、駿府城のクレジット付きで姫路城の天守閣が出てくる。
 これほど姫路城が映画につかわれた時代劇はあっただろうか。他にあったら教えてください。