ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『化石の森』(東京映画1973:篠田正浩)

 東京国際映画祭の「映画が見た東京」特集、『化石の森』(東京映画1973:篠田正浩)をル・シネマ2にて観る。20人ぐらいの観客。
 公開当時見逃していて、今回やっと見ることができ、そういう点からは満足。しかし、作品のできは予想以上のつまらなさ。萩原健一と二宮さよ子が水島弘をいとも簡単に殺してしまう動機がよくわからん。その二宮も杉村春子に殺され、杉村と萩原の母子は死ぬまで仲良く暮らしたとさ。結局のところ、萩原健一はマザコンだったのね。