ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『少林少女』(2008:本広克行)






 ユナイテッド・シネ豊洲にて『少林少女』(2008:本広克行)を見る。1500円(割引)。パンフレット600円。
 『少林ラクロス』にすべきであった。美少女たちが少林寺拳法を習って、それをラクロスに取り入れて、世界一になる。このサクセスストーリーだけで充分である。
 仲村トオル柴咲コウの闘いはダラダラと長いし、だいたいトオル少年が柴咲コウ少女に憧れて少林拳を極めたはずなのに、ふたりの年齢差は逆転してひいき目に見ても10歳以上はある。さらに大学経営の野望は何だったんだろう。
 もうひとつ、あの中国人二人組の出演は何のため?『少林サッカー』へのオマージュ?ちっとも笑えない。本広監督は喜劇のセンスがないのだから、無理して笑いを取ろうと思わないほうがいい。