ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

香川京子特集

 新・文芸坐にて「日本映画のヒロインVol.2 香川京子」を見に行く。
10:10『窓から飛び出せ』(新東宝1950:島耕二)
12:00 香川京子トークショー
12:50『上海帰りのリル』(新東宝1952:島耕二)
 10時10分ジャストに行ったら、当然のごとく、満員札止め岸惠子トークショーの時も満員で入れなかった。学習能力がないなあと反省しながらも、ダメもとで3階にあがる。
「立ち見でかなり見にくい状況です」と再度説明を聞いて、中へ。階段通路にも座り込んでいて、後ろの通路もズラリ。でも二重にはなってないなので、わずかなスペースにもぐり込む。この状態で最後まで、立ち見。
 さて、トークショー香川京子さんは、水色のスーツで登場。進行役・勝田友巳(毎日新聞記者)さんの質問に考えながらゆっくり答える香川さん。
「新東宝に入って半年たったある日、玉川(多摩川)の大日向伝さんの家に行きなさい」と言われ、電車に乗って丘陵地帯にポツンと建っている家で待っていたそうです。
 やがて撮影を終えた島耕二監督以下スタッフ・キャストのみなさんが戻ってこられ、ご挨拶。それが面接だったようで、翌日からこの『窓から飛び出せ』の撮影に合流。これがデビュー作となりました。