ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

川谷拓三『毒婦お伝と首切り浅』

 シネマヴェーラ渋谷にて『毒婦お伝と首切り浅』(東映京都1977:牧口雄二)を見たら、川谷拓三が出演していた。
 伊吹吾郎を取り囲む官憲のひとりとして。1対1で斬り合いをしてやられてしまう。セリフもちゃんとあり、ヒゲをつけているとはいえ、川谷拓三本人である。
 大部屋俳優の1960年代だったら、ノンクレジットでいくらでもあるが、『河内のオッサンの唄』などの主演作を撮った後のカメオ出演は珍しい。
 それだけでも行ったかいがあろうというもの。