ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

05月30日、中村勘三郎(2009)

 5月30日は、中村勘三郎(なかむら かんざぶろう)さんの誕生日です。1955年生まれの54歳になりました。おめでとうございます。東京都出身。暁星高等学校卒業。ファーンウッド所属。
 18代目中村勘三郎さんは、17代目中村勘三郎の長男で、姉は波乃久里子、二人の息子は中村勘太郎中村七之助
 中村勘三郎さんの最近作は、『やじきた道中/てれすこ』(2007:平山秀幸)です。主演のひとり・弥次郎兵衛に扮していました。喜多八に柄本明、お喜乃に小泉今日子、と揃っても必ずしも面白い映画ができるとは限らないのが、映画の奥深いところです。
 最新作は、6月27日公開の『ディア・ドクター』(2009:西川美和)です。
 また、シネマ歌舞伎シリーズは、
『野田版 鼠小僧』(2003年8月撮影、2005年1月公開)、
『野田版 研辰の討たれ<とぎたつのうたれ>』(2005年5月撮影、2006年2月公開)、
『ふるあめりかに袖はぬらさじ』(2007年12月撮影、2008年5月公開)、
『人情噺文七元結<にんじょうばなしぶんしちもっとい>』(2007年10月撮影、2008年10月公開)、
『連獅子』(2007年10月公開、2008年12月公開)、
『眠駱駝物語<ねむるらくだものがたり> らくだ』(2008年8月撮影、2008年12月公開)、
『刺青奇偶<いれずみちょうはん>』(2008年撮影、2009年2月公開)、
に出演しています。
 なお、『人情噺文七元結<にんじょうばなしぶんしちもっとい>』は、作・榎戸賢治に山田洋次が補綴した、山田洋次監督作品です。泣かせてくれておもしろいです。
 さらに、『連獅子』はクライマックスシーンで舞台にキャメラが上がって撮り(この場面は舞台稽古)、迫力ある映像となっています。普通の連獅子ではなく、子供の獅子が二人(勘太郎七之助)いる親子三人共演の連獅子。これまた山田洋次監督作品です。
 山田洋次監督作品は、今のところ上記2本のみです。