ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『遠くでずっとそばにいる』(2013:長澤雅彦)


 

 

 
 『遠くでずっとそばにいる』(2013:長澤雅彦)を渋谷ユーロスペース1有楽町にて見る。1200円、パンフレット600円。
 交通事故の後遺症で、事故前10年間の記憶が無くなり17歳に戻ってしまった倉科カナ。回りは気づかうが、本人はいたって陽気。
 失われた10年間の記憶を取り戻すべく、束ねてあった写真を頼りに、その撮った場所を訪ね歩く。
 謎解きというよりも、秋田市内のオールロケで撮られた風景、そこに登場する人物たちのたたずまいを楽しむ作品である。前半は、久しぶりの長澤ワールドにひたりきって、心のなかで「いいね、いいね」を連発していた。
 でも、終盤になって、謎が解き明かされると、「ムーン、イマイチ」かな、に変わってしまった。
 倉科カナの同級生で性同一障害の伽奈や恋人・中野裕太、そして義妹・清水くるみが透明感あふれる演技で印象的だった。

にほんブログ村」に参加しています。応援クリックお願いします。
[https://movie.blogmura.com/movie_japanese/ にほんブログ村 映画ブログ 日本映画(邦画)]
[https://movie.blogmura.com/movie_director/ にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優]