ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

2013年作品

『日本の悲劇』(2013:小林政広)

以上、『日本の悲劇』(モンキータウンプロ2013:小林政広)より 『日本の悲劇』(モンキータウンプロ2013:小林政広)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「逝ける映画人を偲んで 2021-2022」特集の1本。310円。 日本の悲劇(101分・35mm…

『旅する映写機』(2013:森田惠子)

以上、『旅する映写機』(2013:森田惠子)より、田村修司さんと森田惠子監督 『旅する映写機』(2013:森田惠子)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「逝ける映画人を偲んで 2021-2022」特集の1本。同時上映『最後の活動弁士 井上陽一…

『永遠の0』(2013:山崎貴)

『永遠の0』(2013:山崎貴)を、国立映画アーカイブ2F 長瀬記念ホールOZUにて見る。6月24日(金)から始まった「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」の1本。310円。永遠の0(144分・35mm・カラー) 佐伯(三浦)は祖父が宮部久蔵(岡田)という戦死した特攻隊員…

『ペコロスの母に会いに行く』(2013:森崎東)

『ペコロスの母に会いに行く』(2013:森崎東)を、国立映画アーカイブ(旧名称:フィルムセンター)長瀬記念ホール OZUにて見る。6月29日から始まった「逝ける映画人を偲んで2017ー2018」特集の1本。310円。再見。 主人公・岡野みつえに扮した赤木春恵…

『もらとりあむタマ子』(2013:山下敦弘)

『もらとりあむタマ子』(2013:山下敦弘)を新宿武蔵野館1にて見る。1000円、パンフレット800円。 先週11月22日にこの作品の存在を初めて知った。AKB48を卒業してから映画を見まくり一人で新橋文化劇場まで行っている前田敦子。こんな地味な作品にも出ていた…

『そして父になる』(2013:是枝裕和)

『そして父になる』(2013:是枝裕和)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン10にて見る。1000円、パンフレット700円。 たとえば、斎木雄大(リリー・フランキー)・ゆかり(真木よう子)の家庭が主人公だったら、どうなっていたのだろうか? おとなしい慶多(二宮…

本日は、3本鑑賞

10時45分から『謝罪の王様』(2013:水田伸生)をユナイテッド・シネマ豊洲にて見る。 涙を流して感動し、腹を抱えて笑いころげ、大いに満足。ラストのダンスシーンも楽しい。 13時45分から『キャプテンハーロック2D』(2013:荒牧伸志)を丸の内TOEI1にて見る…

『凶悪』(2013:白石和彌)

『凶悪』(2013:白石和彌)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン11にて見る。1000円、パンフレット700円。 これはおもしろい。 お話は、暗く、陰惨で、見た後の爽快感もなく、何ともやるせなくなってしまう。 でも、見ている間は、画面にグイグイ引き込まれ…

『共喰い』(2013:青山真治)

『共喰い』(2013:青山真治)をヒューマントラストシネマ有楽町シアター2にて見る。1000円、パンフレット700円。 予想通りおもしろくない。何を描きたかったのだろう。憎悪する父親の性癖を受け継いでいることに対しての苛立ちだろうか。 脚本の荒井晴彦は…

『甘い鞭』(2013:石井隆)

『甘い鞭』(2013:石井隆)を丸の内TOEI2にて見る。800円(割引)、パンフレット500円。 前作『フィギュアなあなた』では青年・柄本佑の独りよがりのファンタジーに、あまりついていけなかった。 今回は少女監禁という凄まじい舞台設定のもと、過去と現在、そ…

2013年9月公開(その1)の日本映画一覧

公開日 作品名 監督 出演2013.09.07 共喰い 青山真治 菅田将暉、木下美咲、 篠原友希子、 光石研、田中裕子2013.09.07 キャプテンハーロック 荒牧伸志 小栗旬、三浦春馬、 (アニメ) 蒼井優、古田新太、 福田彩乃、森川智之、 2013.09.07 ハーメルン 坪川拓史…

『少年H』(2013:降旗康男)

『少年H』(2013:降旗康男)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン6にて見る。1000円、パンフレット600円。 普通の庶民家庭が戦争に巻き込まれながらも、いかに自分たちの良心を失わずに生き抜いたか、というお話。 少年H=妹尾肇(吉岡竜輝)の素朴な疑問に…

『真夏の方程式』(2013:西谷弘)

『真夏の方程式』(2013:西谷弘)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン1にて見る。1000円、パンフレット700円。 前作『容疑者Xの献身』(2008:西谷弘)では堤真一が主人公で、福山雅治は完全に脇役のような感じであった。今回は少年(山崎光)と福山の交流が…

『遠くでずっとそばにいる』(2013:長澤雅彦)

『遠くでずっとそばにいる』(2013:長澤雅彦)を渋谷ユーロスペース1有楽町にて見る。1200円、パンフレット600円。 交通事故の後遺症で、事故前10年間の記憶が無くなり17歳に戻ってしまった倉科カナ。回りは気づかうが、本人はいたって陽気。 失われた10年…

『さよなら渓谷』(2013:大森立嗣)

『さよなら渓谷』(2013:大森立嗣)を有楽町スバル座にて見る。1000円、パンフレット700円。 レイプ男とレイプされた女のお話。真木よう子のほうは、わかりやすい。大西信満の心理描写がちょっと分かりにくい。 でも、ぐいぐいと引き込まれていく。力作であ…

『箱入り息子の恋』(2013:市井昌秀)

『箱入り息子の恋』(2013:市井昌秀)をヒューマントラストシネマ有楽町シアター1にて見る。1000円、パンフレット700円、ポスター500円。 予想以上におもしろい。35歳・童貞男に扮した星野源が、実にいい。外食費がもったいないと、勤務先の市役所から昼食…

『はじまりのみち』(2013:原恵一)

『はじまりのみち』(2013:原恵一)を東劇にて見る。1000円、パンフレット600円。 すばらしい! これほどまでにいいとは! 木下惠介(加瀬亮)の母親・たま(田中裕子)への愛、この一点に絞った演出の勝利である。 昭和20年6月、浜松市内も空襲で焼かれてしま…

『戦争と一人の女』(2013:井上淳一)

『戦争と一人の女』(2013:井上淳一)をテアトル新宿にて見る。1000円、パンフレット1000円、ポスター500円。 洲崎遊郭あがりの江口のりこが、作家・永瀬正敏の家に転がり込んで、若妻気分で家事に勤しみ、そしてセックス三昧。でも、遊郭で不感症になってし…

『ペタル ダンス』(2013:石川寛)

『ペタル ダンス』(2013:石川寛)を新宿武蔵野館1にて見る。1000円、パンフレット700円。 入院中の大学時代の友人を見舞いに宮崎あおいと安藤サクラ、そして運転手として忽那汐里が、茨城県(?)から青森県までのロードムービー。というほどでもなく、途中…

『藁の楯 わらのたて』(2013:三池崇史)

『藁の楯 わらのたて』(2013:三池崇史)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン8にて見る。1000円、パンフレット700円。 いやあ、ハラハラドキドキ、最後まで展開が読めず、おもしろい。大沢たかお、松嶋菜々子、岸谷五朗、永山絢斗、伊武雅刀の5人を、そ…

『図書館戦争』(2013:佐藤信介)

『図書館戦争』(2013:佐藤信介)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン4にて見る。1000円、パンフレット700円。 本を守る、表現の自由を守る、というテーマがしっかりと描きこまれている。その主張の味付けとして、戦闘シーンのアクションが迫力満点。隊長…

『HK/変態仮面』(2013:福田雄一)

『HK/変態仮面』(2013:福田雄一)を新宿バルト9・シアター8にて見る。1000円、パンフレット発行なし。 パンティを被ると潜在能力を極限まで引き出すことができる超人“変態仮面”に変身する高校生・色丞狂介が正義と愛する同級生・姫野愛子のために闘うお…