ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

クリント・イーストウッド(ウェブ・サイトより)



 『ハドソン川の奇跡』(2016:クリント・イーストウッド)の監督クリント・イーストウッドの紹介記事です。
 作品ウェブサイトからそのまま転載。作品サイトは、半年から1年でネットから消え去るものなので、取り合えず記録しておきます。


 尊敬されるフィルムメーカーであり俳優でもある。監督としての近作は、実話に基づくドラマ『アメリカン・スナイパー』(ブラッドリー・クーパー主演)。この作品は、2014年にアメリカで最も高い興行収益をあげると同時に、最優秀作品賞を含む米アカデミー賞6部門にノミネートされるなど高評価を得た。自身は、全米監督協会(DGA)に4度目のノミネートを果たし、米映画批評会議の最優秀監督賞を受賞した。
 米アカデミー賞を5度受賞。1992年の『許されざる者』は、自身の主演男優賞部門を含めて9部門でノミネートされ、監督賞と作品賞で初めてのオスカー像を手にした。この作品では、ゴールデングローブ賞最優秀監督賞とDGA賞も受賞し、多くの批評家協会賞の最優秀作品賞に輝いた。
 『ミリオンダラー・ベイビー』(04)でも同部門で2つのオスカー像を手にし、主演男優賞部門にもノミネートされた。また、2つ目のDGA賞を獲得し、ゴールデングローブ賞最優秀監督賞も受賞。同賞では作曲賞でもノミネートされている。
 さらに2度、サスペンスドラマ『ミスティック・リバー』(03)と第二次世界大戦ドラマ『硫黄島からの手紙』(06)で、米アカデミー賞の監督賞と作品賞にダブルノミネートされた。前者では、ゴールデングローブ賞監督賞とDGA賞にもノミネートされ、後者は、ゴールデングローブ賞放送映画批評家協会賞の最優秀外国語映画賞を受賞し、多くの批評家協会賞の最優秀作品賞を受賞。また、『硫黄島からの手紙』と高評価を受けた『父親たちの星条旗』(06)とは2部作として製作された。
 08年、監督作『チェンジリング』が米アカデミー賞3部門にノミネートされ、自身は、英アカデミー(BAFTA)賞とロンドン映画批評家協会賞の監督賞部門にノミネートされ、ゴールデングローブ賞の作曲賞にもノミネートされた。この作品は、カンヌ映画祭でプレミア上映され、パルム・ドール賞にノミネートされ、特別賞を受賞した。これまでに、『ペイルライダー』(85)、『バード』(88)、『ホワイトハンター ブラックハート』(90)でもパルム・ドール賞にノミネートされている。『バード』で初めてゴールデングローブ賞最優秀監督賞を受賞した。
 ヒット作『グラン・トリノ』(08)では主演/監督/製作を務め、米映画批評会議賞の最優秀主演男優賞を獲得。『インビクタス/負けざる者たち』(09)では、自身が米映画批評会議賞最優秀監督賞を受賞し、ゴールデングローブ賞放送映画批評家協会賞の監督賞にノミネートされた。さらに、『ヒア アフター』(10)はイタリアのダビッド・ディ・ドナテッロ賞最優秀外国語映画賞を受賞し、伝記ドラマ『J・エドガー』(11)では監督と製作を担当。また、60年代のロックグループ“フォー・シーズンズ”の始まりを描くトニー賞受賞ミュージカルを映画化した『ジャージー・ボーイズ』(14)でも監督と製作を担当した。
 『恐怖のメロディ』(71)で監督デビューを果たして主演も兼ねたのち、『荒野のストレンジャー』(73)、『アイガー・サンクション』(75)、『アウトロー』(76)、『ブロンコ・ビリー』(80)、『ファイヤーフォックス』『センチメンタル・アドベンチャー』(共に82)、『ダーティハリー4』(83)、『ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場』(86)、『ルーキー』(90)、『マディソン郡の橋』(95)、『目撃』(97)、『トゥルー・クライム』(99)、『スペース カウボーイ』(00)、『ブラッド・ワーク』(02)といった忘れがたい作品で、監督と主演を務めている。
 『荒野の用心棒』(64)、『夕陽のガンマン』(65)、『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(66)、『奴らを高く吊るせ!』(68)、『真昼の死闘』(70)といった伝説の西部劇に出演し、俳優として世界的に有名になった。ほかにも、『戦略大作戦』(70)、「ダーティハリー」アクションシリーズ(71,73,76,83,88)、『ダーティファイター』(78)、『アルカトラズからの脱出』(79)、『ダーティファイター/燃えよ鉄拳』(80)、『ザ・シークレット・サービス』(93)、最近では『人生の特等席』(12)などに出演している。
 素晴らしいキャリアを通じて、映画芸術科学アカデミーより贈られるアービング・G・タルバーグ賞やハリウッド外国人映画記者協会より贈られるセシル・B・デミル賞など、多くの生涯功労賞を受賞している。また、DGA/全米製作者組合(PGA)/全米映画俳優組合SAG)/米国映画協会(AFI)/リンカーン・センター映画協会/フランス映画協会/米映画批評会議/ヘンリー・マンシーニ・インスティチュートから賞賛を受けてきた。さらに、ケネディ・センター名誉賞/カリフォルニア州知事芸術賞の受賞者であり、フランス・レジオンドヌール勲章コマンドゥールも叙勲している。


以上、作品オフィシャル・サイトより転載、
です。