ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『すべてが狂ってる』(日活1960:鈴木清順)

 『すべてが狂ってる』(日活1960:鈴木清順)を、国立映画アーカイブ(旧名称:フィルムセンター)長瀬記念ホール OZUにて見る。6月29日から始まった「逝ける映画人を偲んで2017ー2018」特集の1本。310円。初見。

 監督の鈴木清順、音楽の前田憲男と主人公の杉田次郎に扮した川地民夫、そして新聞記者に扮した穂積隆信を偲んで、、、。

新宿・歌舞伎町辺りにたむろするビート族と呼ばれる若者たちの風俗生態。
音楽喫茶では、ダニー飯田パラダイスキングをバックに坂本九が歌い、楽屋裏では「ステージに冷房、きかしておいてよ」の一言セリフもある。
川地民夫が出入りするバーには、常にモダンジャズが流れ、ジャズプレイヤーのポスターが貼られ、、。
若者たちは、ほとんどが学生で、そこそこお金もある。悪い奴は自動車を盗んでヤクザに渡して小遣い銭をもらったり、温泉マークから出て来たアベックをカツアゲしたり、、、。







71分。

2019年7月4日(木)鑑賞

   キャスト
川地民夫
禰津良子
中川姿子
奈良岡朋子
芦田伸介
宮城千賀子
穂積隆信
伊藤孝雄
初井言栄


吉永小百合