『アルキメデスの大戦』(2019:山崎貴)を、ユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン3にて見る。1100円。
冒頭の戦艦大和が米軍の爆撃機や戦闘機の攻撃を受けて沈没するシーンは迫力満点。戦争の地獄・悲惨さを如実に表している。
また、大和側からの機銃掃射が米軍戦闘機に命中して墜落。搭乗員がパラシュートで脱出。敵味方双方の砲弾銃弾が乱れ飛ぶ中、海上に着水した搭乗員を水上機がやってきて救助する。その一連の情景を茫然と見守る大和の海兵たち。日本とアメリカの戦争に対する考え方、国力の違いを的確に描いたいいワンシーンだった。
この戦闘シーンからさかのぼる8年前の1933年がこの作品の舞台背景。
山本五十六たちが推す航空母艦案と嶋田繁太郎たちが推す巨大戦艦案、どちらを採用するかの攻防。予算案では巨大戦艦のほうが安く見積もられている。そのカラクリを見破るために、数学の天才学生と言われた櫂直を海軍少佐に抜擢して、短期間で巨大戦艦の見積計算書を作成しようというのが本筋。
この時間に追われる展開はなかなかスリリングで思わず見入ってしまう。菅田将暉の計算に集中する一所懸命さも心に響いてくる。彼を補佐する柄本佑も良かった。
そして、田中泯。憎たらしい敵役のふてぶてしさ、、、、。でも、役得とはいえ、彼が一番輝いて見え、素晴らしかった。
冒頭の戦艦大和が米軍の爆撃機や戦闘機の攻撃を受けて沈没するシーンは迫力満点。戦争の地獄・悲惨さを如実に表している。
また、大和側からの機銃掃射が米軍戦闘機に命中して墜落。搭乗員がパラシュートで脱出。敵味方双方の砲弾銃弾が乱れ飛ぶ中、海上に着水した搭乗員を水上機がやってきて救助する。その一連の情景を茫然と見守る大和の海兵たち。日本とアメリカの戦争に対する考え方、国力の違いを的確に描いたいいワンシーンだった。
この戦闘シーンからさかのぼる8年前の1933年がこの作品の舞台背景。
山本五十六たちが推す航空母艦案と嶋田繁太郎たちが推す巨大戦艦案、どちらを採用するかの攻防。予算案では巨大戦艦のほうが安く見積もられている。そのカラクリを見破るために、数学の天才学生と言われた櫂直を海軍少佐に抜擢して、短期間で巨大戦艦の見積計算書を作成しようというのが本筋。
この時間に追われる展開はなかなかスリリングで思わず見入ってしまう。菅田将暉の計算に集中する一所懸命さも心に響いてくる。彼を補佐する柄本佑も良かった。
そして、田中泯。憎たらしい敵役のふてぶてしさ、、、、。でも、役得とはいえ、彼が一番輝いて見え、素晴らしかった。
7月29日(月)鑑賞
スタッフ
監 督 山崎 貴
脚 本 山崎 貴
原 作 三田 紀房「アルキメデスの大戦」(講談社ヤングマガジン)
エグゼクティブプロデューサー
阿部 秀司
山内 章弘
製作統括 佐藤 毅
製 作 市川 南
プロデューサー 佐藤 善宏
守屋圭一郎
撮 影 柴崎 幸三
美 術 上條 安里
装 飾 龍田 哲児
音 楽 佐藤 直紀
録 音 藤本 賢一
音響効果 岡瀬 晶彦
照 明 上田なりゆき
編 集 宮島 竜治
衣 裳 水島 愛子
ヘアメイク 宮内三千代
キャスティング 梅本 竜矢
ラインプロデューサー 阿部 豪
制作担当 櫻井 紘史
助監督 安達 耕平
スクリプター 阿保知香子
VFXディレクター 渋谷紀世子
VFX 山崎 貴
特 機 奥田 悟
カラーグレーター 齋藤 精二
キャスト
菅田 将暉 櫂直(かい ただし)海軍少佐
柄本 佑 田中正二郎海軍少尉
浜辺 美波 尾崎鏡子(櫂が家庭教師した教え子)
舘 ひろし 山本五十六海軍少将
國村 隼 永野修身海軍大将
山崎 一 藤岡喜男造船少将
小日向文世 宇野積蔵・戦艦長門艦長
小林 克也 大角岑生海軍大将・海軍大臣
橋爪 功 嶋田繁太郎海軍少将
田中 泯 平山忠道造船中将
奥野 瑛太 高任久仁彦(たかとう くにひこ)海軍中尉・嶋田の腹心
矢島 健一 尾崎留吉(尾崎造船社長)
笑福亭鶴瓶 大里清(大里造船社長)
浪岡 一喜 大里造船社員
木南 晴夏 尾崎家の女中・セツ
角替 和枝 料亭の女将