『君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956』(ハンガリー2006-2007:ゴダ・クリスティナ)を、国立映画アーカイブ2F 長瀬記念ホールOZUにて見る。310円。
1956年、水球代表選手カルチ(フェニェー)は、デモを率いる女子学生ヴィキ(ドボー)と恋に落ちる。流血の闘争はやがて民衆の勝利に終わり、カルチは五輪開催地のメルボルンへと旅立つのだが……。「ランボー」シリーズや『勝利への脱出』(1981)などのプロデューサーであるアンドリュー・ヴァイナが、故国ハンガリーで、ハンガリー動乱と「メルボルンの流血戦」として名高い水球のハンガリー対ソ連戦をモチーフにプロデュースした大作。登場人物は全員架空の人物だが、迫真の映像が、観る者を強烈に作品世界へと引き込む。2007年日本公開。
原題:Szabadság, szerelem
2006年制作(C2/シネルギ/フラッシュバック・プロダクションズ)
(120分・35mm・カラー)
(以上、NFAのパンフより)
すさまじい銃撃戦というか、ソ連軍戦車の砲弾の嵐、、、。これでは立ち上がった学生や市民たちはひとたまりもない。
ハンガリー動乱のほんの一部だけ知ることができ、大いなる収穫であった。
10月11日(木)鑑賞
スタッフ
監 督 ゴダ・クリスティナ
製 作 アンドリュー・G・ヴァイナ
原 案 ジョー・エスターハス
脚 本 ジョー・エスターハス
〃 ガールドシュ・エーヴァ
〃 ベレメーニ・ゲーザ
〃 ディヴィニ・レーカ
撮 影 グヤーシュ・ブダ
〃 ヴェチェルニェーシュ・ヤーノシュ
美 術 サボルチュ・ヤーノシュ
音 楽 ニック・グレニー=スミス
衣装デザイン ベアトリクス・アルナ・パーストル
編 集 エーヴァ・ガールドシュ
キャスト
フェニェー・イヴァーン サボー・カルチ
ドボー・カタ ファルク・ヴィキ
チャーニ・シャーンドル ヴァーモシュ・ティビ
ゲステシ・カーロイ 水球チーム監督
バーンシャーギ・イルディコー カルチの母
ヨルダーン・タマーシュ カルチの祖父
サーヴァイ・ヴィクトーリア エステル
ツェルト・フサール ヤンチ
タマーシュ・ケレステシュ イミ
ダーニエル・ガーボリ カルチの弟ヨージ
コルネール・シモン 水球選手バーロー
クリスティアーン・コロヴラトニク 水球選手フランク
ブルチュー・セーケイ 水球選手ペターク
ペーテル・ホウマン フェリおじさん