『マチネの終わりに』(2019:西谷弘)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン3にて見る。1100円。
婚約者のいる女性にひとめぼれして一方的に恋の告白をしてしまう。そんなことはありえないだろう、と思いつつも、そこは映画なんだから、と納得してしまえば、それなりにしっとりと楽しめる。
福山雅治のハンサムぶりはまあまあだが、石田ゆり子の恋するヒロインとしてはあまり輝いていない。なぜテロと隣り合わせの報道記者をしているのか、一時的に父親だった国際的な有名な映画監督はどんな作品を撮っていて彼女にどんな影響を与えているのか、等々。わからないことだらけで、そこらへんが感情移入できないところかな。
この作品で、一番良かったのは、桜井ユキ。主人公ふたりにとっては敵役ではあるが、恋する女性として一番輝いていたということは皮肉な結果。というよりも、監督が意図したものらしいけど。
11月1日(金)鑑賞
スタッフ
監 督 西谷 弘
製 作 石原 隆
〃 畠中 達郎
〃 市川 南
〃 佐渡島庸平
エグゼクティブプロデューサー 臼井 裕詞
〃 千葉 伸大
プロデューサー 大澤 恵
〃 稲葉 尚人
ラインプロデューサー 森 賢正
原 作 平野啓一郎「マチネの終わりに」
脚 本 井上由美子
音 楽 菅野 祐悟
クラシックギター監修 福田 進一
撮 影 重森豊太郎
照 明 中村 裕樹
美 術 清水 剛
整 音 瀬川 徹夫
録 音 藤丸 和徳
装 飾 田口 貴久
編 集 山本 正明
VFX 田中 貴志
選 曲 藤村 義孝
音響効果 大河原 将
スクリプター 松田理紗子
助監督 村上 秀晃
監督助手 大庭 功睦
制作担当 町田 虎睦
配給 東宝
制作プロダクション 角川大映スタジオ
製 作 フジテレビジョン
〃 アミューズ
〃 東宝
〃 コルク
キャスト
福山 雅治 蒔野聡史
石田ゆり子 小峰洋子
伊勢谷友介 リチャード新藤(洋子の婚約者)
桜井 ユキ 三谷早苗(蒔野のマネージャー)
木南 晴夏 中村奏(祖父江の娘)
風吹ジュン 小峰信子(洋子の母)
板谷 由夏 是永慶子(レコードディレクター)
古谷 一行 祖父江誠一(蒔野の師匠)
森岡 龍 中村(奏の夫)