ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『天明怪捕物 梟<ふくろ>』(1926)『おせん(部分17分)』(1934:石田民三)

 『天明怪捕物 梟<ふくろ>』(1926)『おせん(部分17分)』(1934:石田民三)を、国立映画アーカイブ2F 長瀬記念ホールOZUにて見る。6月24日(金)から始まった「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」の1本。310円。

天明怪捕物 梟ふくろ(59分・35mm・16fps・無声・染色・不完全)
1926(東亜キネマ)(原)石田民三(美)西山桂太郎、伊久美貞吉(出)阪東太郎、団徳麿、御園晴峰、片岡左衛門、沢村勇、華村愛子、浅間昇子、川端繁
 目明し(阪東)と与力(御園)が謎の怪盗「梟」を追う捕物帖。団徳磨がメーキャップ、扮装に凝りだした最初期のもの。現存フィルムに監督クレジットが欠落しており、石田の兄弟弟子「原敏雄」監督第一作ともいわれるが、「日本映画俳優名鑑 昭和九年度」等、石田の監督作として扱っている文献もある。

おせん(17分・35mm・16fps・無声・白黒・部分)
1934(新興キネマ)(監)石田民三(原)邦枝完二(脚)山内英三(撮)三木稔(出)鈴木澄子、松本泰輔、木村正二郎、泉清子、若葉馨、小宮一晃、川崎猛夫、隅田ます代、新見映郎、歌美陽子、岬洋児、日向光、並木錦子
 新興キネマ時代の石田の代表作。おせん(鈴木)、菊之丞(木村)の悲恋物語だが、現存する断片は、2人がお蓮(泉)の奸計で別れた事情を知らない松五郎(小宮)が菊之丞宅へ殴り込み、春信(松本)に菊之丞の浮世絵を描いてくれるようおせんが泣き口説く場面で、映画の後半部分。新聞連載時に話題になった小村雪岱の挿絵を再現した美術も確認できる。
(原版寄贈:佐藤圭一郎)
以上、国立映画アーカイブの解説より

 両方とも完全なサイレント。『天明怪捕物 梟<ふくろ>』は「梟」に扮した団徳磨の姿が異様で、それがすべて。だけど、よくわからない。
 団徳磨を兄貴と慕う若者は何者?
 華村愛子と目明し・阪東太郎との関係は?兄妹?
 華村愛子と若者は恋仲?
 悪い与力が御園晴峰らしいが、阪東太郎の上役であるいい与力は片岡左衛門かな?
 原版がマツダ映画社提供なので、どこかに資料があるかも、、、、。
 『おせん』は、たった17分しかないので、感想も何もないまま、終了してしまった。
2022年7月2日(土)鑑賞


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