ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『生きてはみたけれど 小津安二郎伝』(松竹1983:井上和男)




以上、『生きてはみたけれど 小津安二郎伝』(松竹1983:井上和男)より


 『生きてはみたけれど 小津安二郎伝』(松竹1983:井上和男)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「逝ける映画人を偲んで 2021-2022」特集の1本。310円。

生きてはみたけれど 小津安二郎伝(123分・35mm・カラー)
追悼:(製作・出演)山内静夫、(出演)佐藤忠男
NEW(ニュープリント)
 小津安二郎の映画に携わった映画人やゆかりの人々の証言を通して小津の生涯とその作品世界をたどる。『早春』(1956)以降の晩年の作品でプロデューサーを務めた山内静夫は、小津亡き後も書籍、映画等の形でその業績を広く知らしめた。映画史研究の定本になった「日本映画史」(全4巻)の著者・佐藤忠男は1950年代から幅広い分野で評論活動を展開し、映画による国際交流にも積極的に取り組んだ。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)

 初見。
 出生から晩年まで、スチールや監督作品、そして関係者の証言で、小津安二郎を記録した作品。1983年頃まで生きていらっしゃた方々の貴重な証言。出ていた方たちで、2023年現在元気な人は、山田洋次有馬稲子岸恵子岡田茉莉子司葉子、中井貴恵、だけになってしまった。
 このような監督の伝記ドキュメンタリーは、『ある映画監督の生涯 溝口健二の記録』(1975:新藤兼人)がすぐ思い浮かぶ。他にはあるだろうか?
 黒澤明木下惠介についての一代記ドキュメンタリーも見てみたい。もうすぐ92歳になる山田洋次の一代記も見たい。こちらのほうが実現性がありそうだ。
2023年8月5日(土)鑑賞

       スタッフ
監 督        井上 和男
脚 本        井上 和男
 〃         高岡 享樹
製 作        山内 静夫
撮 影        兼松熈太郎
 〃         厚田 雄春
音 楽        斎藤 高順
公開年月日:1983.10.29
上映時間:123分
カラー/スタンダード/35mm
製作会社:松竹
配給:松竹

       キャスト
岸  恵子
司  葉子
有馬 稲子
淡島 千景
岡田茉莉子
杉村 春子
桜 むつ子
東野英治郎
笠  智衆
中村 伸郎
須賀不二男
三上真一郎
木下 恵介
今村 昌平
佐々木 康
新藤 兼人
斎藤 良輔
厚田 雄春
浜田 辰雄
今 日出海
山田 洋次
横山 隆一
川喜多かしこ
ドナルド・リチー
佐藤 忠男
中井 貴恵
野田  静(野田高梧未亡人)
山内 玲子(立原りゅう、野田高梧の長女、山内久の妻)
野村八重子(伏見晃未亡人)
小津 新一(兄)
小津 信三(弟)
山下 とく(妹)
山内 静夫
城  達矢   ナレーション
岸田今日子   朗読
中井 貴恵   朗読


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