以上、『死の南極 ロアロア』(1929‐1930)より
『死の南極 ロアロア』(1929‐1930)を、国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZUにて見る。「サイレントシネマ・デイズ2023」の1本。310円。
死の南極 ロアロア
Roah Roah
(87分・16fps・16mm・無声・白黒・英語字幕のみ with English subtitles)
1929(ドイツ:ジュード・フィルム社)(撮)アルバート・ベニッツ(出)ルドウィヒ・コール=ラーセン、マルギット=ラーセン
南極大陸への玄関口・英領サウスジョージア島で初めて行われた鳥類、海豹、鯨等の生態観測に伴い撮影されたドキュメンタリー。捕鯨基地での鯨の解体場面を含め、近代的捕鯨業の貴重な歴史資料といえる。米国・バード少将の飛行機による極地到達に刺激され、日本では「南極」の名を冠して1930年に公開された。
以上、国立映画アーカイブの解説より
英語タイトル字幕はあれども、それに対する日本語字幕がないので、よくわからず。
全字幕の日本語訳が配布されたので、その抜粋を下記に記す。
「第一幕」
南極大陸の玄関口、サウスジョージア島。ノルウェーの捕鯨船と悠久の氷に閉ざされた孤島。氷山が海岸に立ち並ぶ。ペンギン、シロナガスクジラ。
「第二幕」
数多くの鳥類が生息。カモメ、ウミツバメ。トウゾクカモメはペンギンの卵を盗む。アホウドリは、サウスジョージアの鳥界の王者。
「第三幕」
ドンキー・ペンギン、小さいタフト・ペンギン、大きなオウサマペンギン。
「第四幕」
海豹(アザラシ)。深さ3メートル半の雪氷の穴からアザラシの救出。あるいは求愛行動の生態。
「第五幕」
グリトビケン、サウスジョージア島の南西部にある捕鯨船の港町。シロナガスクジラとナガスクジラの体長は25メートル、体重75000キロ。解体して、皮も脂肪も筋肉も腸も、すべて有効活用して、何も残らない。
というような内容であった。
2023年10月4日(水)鑑賞
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