2007-02-02 『愛の流刑地』(東宝配給2007:鶴橋康夫) 2007年作品 ユナイテッドシネマ豊洲にて『愛の流刑地』(東宝配給2007:鶴橋康夫)を見る。1000円の日。 ふたり(豊川悦司と寺島しのぶ)の描写に終始するあまり、まわりからふたりへの関係描写が少ない。たとえば寺島しのぶと夫・仲村トオルとの関係はどうなっているのか? 死を選ばなければならないくらい、ひどい状況を見せてくれなければ。 裁判シーンでの阿藤快や木下ほうかの出ている意味は何なんだろうか。彼らにちょっとしたセリフや誰かに絡ませることによってこそ、作品に厚みが出ようというものである。