ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

タイガーマスクと遭遇

 ど派手なコスチュームにタイガーマスクの面をつけた中年男を街中で見かけた方も多いと思う。私も新宿や浅草で何度か見かけた。
 ところが、ここ2回ほど続けざまに映画館で遭遇してしまった。まずフィルムセンター『旗本退屈男・謎の幽霊船』(東映京都1956:松田定次)では最前列ど真ん中に陣取っていた。もちろん、かぶりものやマントは脱いで前方に置いていたが。次の回、『浪人八景』(東映京都1958:加藤泰)も一緒だった。やはり、タイガーマスク市川右太衛門が好きなんだ、とひとり納得。
 次は3月1日の1000円の日、新宿シネマートでも遭遇。やはり、最前列のど真ん中に陣取っていた。作品は『素敵な夜、ボクにください』(2007:中原俊)である。一瞬、えっと思うような選択。でも館内見渡しても男しかいなかったので、ある意味、当然の選択かなとも。