「カトル・ド・シネマ」の12月の上映会チラシがでてきたので載せておく。
12月21日(金)『おとうと』(市川崑)
入場無料となっているのは、
11月上旬の上映時、会場の映写機にアナモフィックレンズ(上映プリントはスタンダードサイズで『おとうと』のようなシネスコサイズは、これを映写機のレンズにくっつけないと縦長に凝縮されたまま映写されてしまう)がないということが判明。
そんなバカな話があるかと、怒っても始まらない。お客さんはすでに席に座り始めている。急遽、フィルム貸出業者にレンズを借りに走る。やっと、到着と思ったら、備え付けの映写機とアナモフィックレンズが合わない。どうにもこうにもできずに、上映中止となり、延々と待ってくれた数十人のお客さんには平身低頭お詫びして帰ってもらった、という次第。
そのお詫び上映会が12月21日に行ったわけである。100人ぐらい来てくれて、盛況だったけど、会場費、フィルム代、すべて持ち出しで、11月と12月の2回分まるごと赤字。
なお、会場の映写機にはアナモフィックレンズが準備されていて、普段は教育映画などのスタンダードサイズしか上映したことがなく、当日対応した最初の係員がその存在を知らなかったようで、上映中止を決めてから出てきた係員が「あ、ありますよ」との返答に拍子抜けしてしまった。
このように、初めて借りる会場は、ぶっつけ本番で上映するので、何が起きるかわからず、、。
と、このような貴重な経験を積みながらも、自主上映にのめり込んでいった。
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