『江戸の花和尚 人斬り数え唄[『ちゃんばら手帖』改題]』(宝プロ=東映京都1953:河野壽一)を国立映画アーカイブB1F・小ホールにて見る。5月6日から始まった「NFAJコレクション 2022 春」の1本。420円。初見。
河野壽一<こうの としかず>(1921.01.30~1984.12.30)の監督デビュー作、とは思えないほどのテンポの良い、手慣れた演出。特に、ラストのアチャコたちを追いかける誘拐犯武士たちのカットバックの連続。躍動感に満ち溢れ、手に汗握るのシーン、まさに時代劇のお手本のような作品。
これぞ、娯楽時代劇の鑑、傑作を堪能した77分であった。
2022年5月14日(土)鑑賞
スタッフ
監 督 河野 壽一
脚 本 比佐 芳武
原 作 長谷川 伸
企 画 高村 將嗣
撮 影 松井 鴻
美 術 鈴木 孝俊
音 楽 高橋 半
録 音 志木田隆一
照 明 中野 豊
編 集 宮本信太郎
キャスト
花菱アチャコ 熊五郎(鍛冶常の職人)
横山エンタツ 赤猫三次(コソ泥→改心して熊五郎の弟分)
澤村國太郎 鍛冶常老人
阿井三千子 鍛冶常の娘・お花(熊五郎の許婚)
原 健作 相模屋の若旦那・与之助
河津清三郎 宮部長七(おきんのなじみ客)
花柳 小菊 おきん(小料理屋)
鳳 衣子 お松(小料理屋)
上代 悠司 松垣貫入(悪者武士たちの首領)
堀 正夫 松垣の仲間
有馬 宏治 紙屋治右衛門
故里ひびき 紙屋の娘・お長
『江戸の花和尚 人斬り数え唄[『ちゃんばら手帖』改題]』
(77分・35mm・白黒)
製作:宝プロ=東映京都
配給:東映
公開日:1953年5月20日
原版は83分、6分ぐらい短縮されている。途中、台詞がこもって、聞き取りにくい箇所が複数あり。
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