『お傳地獄』(大映東京1960：木村恵吾)

以上、『お傳地獄』(大映東京1960：木村恵吾)より

　『お傳地獄』(大映東京1960：木村恵吾)を、神保町シアターにて見る。1000円。「サスペンスな女たち　愛と欲望の事件簿」特集の１本。
　初見。
　悪性の皮膚病を患っている夫を抱えたお伝。その治療費を捻出するために、結果的に男たちに身を任せて転落してしまう。
　男たちがお伝の肉体に執着する姿、逆にお伝が男たちに身体をさらけ出す姿、などがサラッと描いていて、深みがない。スリでもある殺人犯・平岡との刹那的恋愛もどこまで本気なのか、なんかウソくさい。
2023年６月21日(水)鑑賞

　　　　　　　スタッフ
監　督　　　　　　　　木村　恵吾
脚　色　　　　　　　　木村　恵吾
原　作　　　　　　　　邦枝　完二
企　画　　　　　　　　米田　　治
製　作　　　　　　　　中泉　雄光
撮　影　　　　　　　　石田　　博
美　術　　　　　　　　柴田　篤二
音　楽　　　　　　　　小川　寛興
録　音　　　　　　　　橋本　国雄
照　明　　　　　　　　柴田　恒吉
編　集　　　　　　　　鈴木　東陽
衣裳考証　　　　　　　上野　芳生
製作主任　　　　　　　阪根　慶一
助監督　　　　　　　　中村大十郎
公開年月日：1960.11.30
上映時間：86分
モノクロ／シネスコ／デジタル
製作会社：大映東京
配給：大映

　　　　　　　キャスト
京　マチ子　　　　　　高橋お伝
船越　英二　　　　　　夫・浪之助
菅原　謙二　　　　　　平岡市十郎(スリ)
中村　伸郎　　　　　　後藤昌文(院長)
川崎　敬三　　　　　　杉本喜太郎(医師)
殿山　泰司　　　　　　大八(小金持ちの百姓)
浦辺　粂子　　　　　　お角
水谷　良重　　　　　　お初(夜鷹)
倉田マユミ　　　　　　お銀(夜鷹、お初の妹分)
美山かほる　　　　　　お兼(夜鷹)
有明マスミ　　　　　　お蔦(長屋の住人、夜鷹)
清川　玉枝　　　　　　お近(上州の飲み屋の女将)
竹里　光子　　　　　　お倉(飲み屋の女)
楠　よし子　　　　　　おたつ(　〃　)
磯　奈美枝　　　　　　お栄(　〃　)
中条　静夫　　　　　　竹三
潮　万太郎　　　　　　藤七(宿屋の亭主)
町田　博子　　　　　　お島(長屋の住人)
三保まりこ　　　　　　お菊(長屋の住人)
寺島　雄作　　　　　　回天堂金助(長屋の住人)
ジョー・オハラ　　　　珍(長屋の住人)
村田扶実子　　　　　　おみの(長屋の住人)
高見　　貫　　　　　　庄吉
清原万栖子　　　　　　おしげ
此木　　透　　　　　　吾作
岡崎　夏子　　　　　　お虎
守田　　学　　　　　　源次
志保　京助　　　　　　三太
伊達　　正　　　　　　
小山内　淳　　　　　　床屋
藤山　浩二　　　　　　警官
酒井　三郎　　　　　　〃
目黒　幸子　　　　　　初音の仲居
小笠原まりこ　　　　　
小杉　光史　　　　　　屑屋
花野　富夫　　　　　　小泉
橋本　　力　　　　　　源次の仲間
篠崎　一豊　　　　　　床屋の小僧
小泉　順子　　　　　　
清原万栖子　　　　　　おしげ
村井千恵子<<以下、ノンクレジット>>
楠　よし子　　　　　おたつ
秋月　　竜　　　　　夜店の客
網中　一郎　　　　　書生
長田　健二[豪健司]　牛鍋屋の客
松本　幹二　　　　　〃
津田　駿二[津田駿]　警官
原田{言玄}　　　　　通行人
中田　　勉　　　　　　〃
成田　昇二　　　　　　〃