ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『それから』(2017-2018:ホン・サンス)






以上、『それから』(2017-2018:ホン・サンス)より


 『それから』(2017-2018:ホン・サンス)を、墨田区菊川の「映画館ストレンジャー」にて見る。1200円。
 評論家としても活躍するボンワンが営む小さな出版社。大学教授の紹介で勤めることになった小説家志望のアルム。出勤初日、夫の浮気を疑って事務所に乗り込んできた妻。アルムは妻から浮気相手と勘違いされて殴られる、、、。
 社長と浮気相手との回想シーンが突然挿入されたり、早朝ランニングしてベンチで泣き出したり、よくわからん。男と女の愛情表現は分厚いコート越しで抱き合うのみ。ちっとも愛人関係とは思えない。社長はこの女のどこに惚れたのか? アルムや社長の妻のほうがよっぽどいい女ではないか、と思ってしまう。
 社長と愛人とアルムが飲んでいて、またまた社長が泣き出す。なぜ?
 アルムが事務所を辞めてしばらく経って、再訪する。「受賞おめでとうございます」と何とか賞のお祝いを述べるアルム。「ありがとうございます。コーヒーでもいかがですか」とソファに向かい合って話し始める。「おひとりでお住まいですか、家族は?」と尋ね始める社長。あれっ、最初の出会いと同じ質問をしてるぞ、何なんだこれは、、、。やがて、社長はアルムのことをすっかり忘れていて、初対面の人という認識で接していたことが判明。
 なんなんだ、この男は、、、、。
 ホン・サンス監督作品、初見参ではあったが、食わず嫌いを通せば良かったかな、と後悔しつつも、もう1本ぐらい付き合ってもいいかな、、、。
2023年6月27日(火)鑑賞

       スタッフ
監督・脚本       ホン・サンス
撮 影         キム・ヒョング
録 音         ソ・ジフン
音 響         キム・ミル
編 集         ハム・ソンウォン
制作プロデューサー   カン・テウ
カラーコレクション   キム・ヒョンヒ
テクニカルマネージャー イ・ジェハン
製作国・製作年:韓国2017
日本公開年月日:2018.06.09
上映時間:91分
モノクロ/ビスタ/デジタル
製作会社:チョノンサ・フィルム
配給:クレストインターナショナル

       キャスト
クォン・ヘヒョ    キム・ボンワン
キム・ミニ      ソン・アルム
キム・セビョク    イ・チャンスク
チョ・ユニ      ボンワンの妻
キ・ジュボン     
パク・イェジュ      
カン・テウ         

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