以上、『ファンキーハットの快男児』(1961:深作欣二)より
『ファンキーハットの快男児』(1961:深作欣二)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「逝ける映画人を偲んで 2021-2022」特集の1本。同時上映『ファンキーハットの快男児 二千万円の腕』(1961:深作欣二)、310円。
ファンキーハットの快男児(53分・35mm・白黒)
追悼:(出演)千葉眞一(天下一郎)
探偵事務所所長の息子・天下一郎(千葉)は、オープンカーを乗り回し、難事件を次々と解決する。「風来坊探偵」シリーズ(1961)に続き、千葉真一と深作欣二がコンビを組んだ第2弾。千葉の身体能力と爽やかな魅力が手持ちキャメラを駆使した躍動感ある映像で捉えられ、後に世界で活躍するアクションスターの誕生を強く印象づける。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)
再々々見。
深作欣二のデビュー3作目。この作品で手持ちカメラを知ったようで、スピーディーで切れ味バツグンのカッティングなど、ここで深作スタイルが確立したようだ。
中原ひとみの自宅プールサイドの鉄棒で大車輪をたっぷり見せてくれる千葉真一。元体操選手だけのことはある。
オープンカーで都心を走り回るが、東京オリンピック前の風景を楽しませてくれる。郊外の住宅建設現場、ここはどこなんだろう?そこで繰り広げられる火炎瓶の投げ合い、このアクションは5作目の『白昼の無頼漢』(1961:深作欣二)あたりでも使っていたような、、、。
2023年7月27日(木)鑑賞
スタッフ
監 督 深作 欣二
脚 本 田辺 虎男
〃 池田 雄一
企 画 根津 昇
〃 渡辺 洋一
撮 影 内田 安夫
美 術 進藤 誠吾
音 楽 三保敬太郎
録 音 岸 勇
照 明 入江 進
編 集 長沢 嘉樹
スチル 山守 勇
助監督 田口 勝彦
進行主任 白浜 汎城
富士フイルム
公開年月日:1961.08.05
上映時間:53分
モノクロ/シネスコ/35mm
製作会社:ニュー東映東京
配給:ニュー東映
キャスト
千葉 真一 天下一郎
花澤 徳衛 天下清助(探偵事務所)
岡本 四郎 近藤茂(一郎の相棒)
中原ひとみ 境野みどり
十朱 久雄 境野(みどりの父親)
加藤 嘉 木暮(国産省の局長)
桧 有子 木暮ひさえ(妻)
くさかべ雅人 木暮靖幸(息子)
新井 茂子 ルメ(お手伝い)
波島 進 白石(木暮の秘書)
八代万智子 桜井とも子(白石の愛人)
神田 隆 宇賀神(日の丸建設社長)
須藤 健 大下(大下組社長)
岩城 力也 高田(探偵事務所)
岡田 敏子 久保拓子(探偵事務所)
潮 健児 保釈の虎
高田 博 秋林
矢島由紀子 国産省の女事務員
沢 彰謙
小嶋 一郎
北山 達也
片山 滉
佐藤 晟也 警察官
滝 千江子
相馬 剛三
久地 明
高田 信二
沢田 実
高須準之助
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