以上、『上海の月』(東宝東京=中華電影1941:成瀬巳喜男)より
『上海の月』(東宝東京=中華電影1941:成瀬巳喜男)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「返還映画コレクション(1)第一次・劇映画篇 Repatriated Film Collection [Part 1] : Fiction Films, 1930~1945」特集の1本。同時上映『四つの結婚』(東宝1944:青柳信雄)、310円。
上海の月(53分・35mm・白黒・部分)
1941(東宝東京=中華電影)(監)成瀬巳喜男(原)松崎啓次(脚)山形雄策(撮)三村明(美)松山崇(音)服部良一(出)山田五十鈴、汪洋、里見藍子、大川平八郎、佐伯秀男、清川荘司、大日方傳
原案はプロデューサーである松崎啓次による上海での活動を回想した「上海人文記」。上海で親日工作のためのラジオ放送を行う日本人チームに潜入した中国人諜報員を山田五十鈴が演じる。中華電影股份有限公司との共同で製作され、上海でロケーション撮影が行われたほか一部は現地のスタジオでも撮影された。オリジナルは114分の大作だが、現存するプリントは約半分の長さである。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)
再見。1974年以来の再見。まるっきり記憶がない。断片的で、どこから始まって、どこまで描いているのか、全容がよくわからない。
上海で、日本はこんないいことをやっているのだ、というような宣伝活動の一環としての放送局開設から始まっているようだ。中国人のアナウンサー募集から描いていて、そこで採用されたのが、汪洋。たどたどしくとも、なんとか放送をこなせるようになり、いつの間にか山田五十鈴も加入している。
という具合で、途中が飛んでいたり、さっぱりおもしろくない。どうやら山田五十鈴は中国側のスパイらしく、汪洋にスパイ容疑をかぶせたり、、。
また、汪洋が大日方伝に好意を寄せ始めたというところはわかったが、その後は、、、。
2023年12月8日(金)鑑賞
スタッフ
監 督 成瀬巳喜男
脚 本 山形 雄策
原 案 松崎 啓次
製 作 滝村 和男
撮 影 三村 明
音 楽 服部 良一
美 術 松山 崇
録 音 荏原 信
照 明 大沼 正喜
製作主任 本木荘二郎
製作主任 杉江 三平
編 集 岩下 広一
大道具製作 稲垣円四郎
現 像 西川 悦二
特殊技術撮影 円谷 英二
特殊技術撮影 奥野文四郎
応 援 陳麟
〃 高木日出男
〃 和田 得宏
主題歌 山田五十鈴「牡丹の曲」
主題歌 霧島昇・渡辺はま子「明日の運命」
主題歌作詞 西條 八十
主題歌作曲 服部 良一
公開年月日:1941.07.01
上映時間:12巻 3,117m 114分
モノクロ/スタンダード/35mm
製作会社:東宝映画(東京撮影所)=中華電影公司
配給:東宝
キャスト
山田五十鈴 京露絲
汪洋 許梨娜
里見 藍子 三好明子
大川平八郎 吉野武
佐伯 秀男 小島雄二
清川 荘司 陽美英
真木 順 蔡
大日方 伝 江木大介
馬野都留子 宿の主婦
ジョウ・ファーレンス・ショウ
マイクス・ミュージック・マスターズ演奏団
マイケル・コーガン氏
ヘルガ・スコット嬢
ルイズ・ギムベル嬢
アルラ・ラヴェル嬢
バリラ・レイ嬢
ビートリス・シンガー嬢
上海申曲演奏社
上海演員倶楽部
主題歌:コロムビアレコード
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