ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『大番頭小番頭』(東宝1955:鈴木英夫)

 15日シネマアートン下北沢にて、『大番頭小番頭』(東宝1955:鈴木英夫)を見ました。
 早朝、都電から降りる池部良、その姿は学生服に角帽、なんと大学生役。『恋化粧』(東宝1955:本多猪四郎)でも旧制高校生を演じていた。しかし、あちらは回想シーン。『大番頭小番頭』は現在進行形の大学4年生を演じていて、それが違和感なくサマになっている。若い!
 1918年生まれだから、撮影当時37歳ぐらい。それで学生服を着れば学生に見えてしまうんだから恐れ入る。