『影の車』(松竹大船1970:野村芳太郎)を、国立映画アーカイブ(旧名称:フィルムセンター)長瀬記念ホール OZUにて見る。6月29日から始まった「逝ける映画人を偲んで2017ー2018」特集の1本。310円。再々見。
脚本の橋本忍と主人公・浜島幸雄に扮した加藤剛を偲んで、、、。
旅行代理店に勤めて12年の加藤剛。小学1年の子持ちの未亡人・岩下志麻と恋仲に、、。
しかし、子供が自分に殺意があるのでは、と疑心暗鬼。ついに殺人未遂事件に、、、。
公開当時話題になった、カラーの分解処理(多層分解)。あらためて見ると、当時は斬新だったが、現在では色褪せた画像にしか見えないのいたしかたないか、、、。
あの頃、スキャットが大流行で、先日見た『狙撃』(東宝1968:堀川弘道)でも真鍋理一郎が使っていたが、この作品の芥川也寸志も流行にのっかたのか、スキャットを使っていた。
今回発見したことは、滝田裕介と幸雄の少年時代・小山梓が釣りなどをして遊んでいる姿は、『砂の器』(1974:野村芳太郎)の加藤嘉と春日和秀の行脚につながっているような気がする、、、。
旅行代理店に勤めて12年の加藤剛。小学1年の子持ちの未亡人・岩下志麻と恋仲に、、。
しかし、子供が自分に殺意があるのでは、と疑心暗鬼。ついに殺人未遂事件に、、、。
公開当時話題になった、カラーの分解処理(多層分解)。あらためて見ると、当時は斬新だったが、現在では色褪せた画像にしか見えないのいたしかたないか、、、。
あの頃、スキャットが大流行で、先日見た『狙撃』(東宝1968:堀川弘道)でも真鍋理一郎が使っていたが、この作品の芥川也寸志も流行にのっかたのか、スキャットを使っていた。
今回発見したことは、滝田裕介と幸雄の少年時代・小山梓が釣りなどをして遊んでいる姿は、『砂の器』(1974:野村芳太郎)の加藤嘉と春日和秀の行脚につながっているような気がする、、、。
98分、35mm。
2019年7月23(火)鑑賞
スタッフ
監督 野村芳太郎
脚本 橋本 忍
原作 松本 清張
製作 三嶋与四治
撮影 川又 昂
美術 重田 重盛
音楽 芥川也寸志
録音 栗田周十郎
照明 三浦 礼
編集 浜村 義康
スチール 赤井 博且
助監督 山根 成之
キャスト
岩下 志麻 小磯泰子
加藤 剛 浜島幸雄
小川真由美 浜島啓子(幸雄の妻)
岩崎加根子 幸雄の母親
滝田 裕介 幸雄のおじさん
近藤 洋介 石川(浜島幸雄の友人)
岡本 久人 小磯健一(泰子の息子)
長谷川哲夫 泰子の夫(写真のみ)
小山 梓 幸雄の少年時代
芦田 伸介 刑事
稲葉 義男 医師
浜田 寅彦
早野 寿郎
野村 昭子 啓子のフラワー教室の主婦
川口 敦子 〃
谷 よしの 幸雄の母親が営む店の客
大塚 君代 旅行代理店の客
村上 記代