『チンピラ』(タキコーポレーション=円谷映像1996:青山真治)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)・小ホールにて見る。10月25日から始まった「長谷川和彦とディレクターズ・カンパニー」と併設の特別上映「映画監督 青山真治」の1本。800円(上映後のトーク付き)。初見。
『チンピラ』(100分・35mm・カラー・英語字幕付 with English subtitles)
『Helpless』(1996)で鮮烈なデビューを飾った青山真治の監督第2作。1984年に川島透監督で映画化された金子正次の遺稿を再映画化。四国から上京してきた喧嘩っ早い洋一(大沢)と、うだつの上がらない中年男・道夫(ダンカン)のチンピラ同士の友情を描く。青山の要請で音楽を担当したシーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠のギターが、『トカレフ』(1994、阪本順治)等で知られる石井勲のキャメラが作り上げた映像に拮抗しうる大きなインパクトを残している。
以上、NFAJの解説より。
ワンカットが長い。延々の長回し、カットの積み重ね能力がないのだろうか。細かい演出がつけられないのだろうか、、、。
相変わらず、主人公は何を悩んでいるのか、、、。ヤクザにあこがれているわけでもなく、ノミ屋稼業を楽しんでいるようでもなく、相棒の兄貴分・道夫とも特にいい関係でもない。何が楽しみなんだろうか、、、。
回想場面が突然挿入されるところが何か所もある。母親が登場するところなんかは、巻の入れ違い上映かと思ったくらい。
道夫が刺殺されてから、洋一と道夫の出会いのシーンが回想される。これが前半のうちに描かれていれば、もう少し二人の関係性が理解できたのでは、、、、。
2022年10月28日(金)鑑賞
スタッフ
監 督 青山 真治
脚 本 金子 正次
〃 森岡 利行
原 作 金子 正次
製 作 滝口 雍昭
〃 円谷 粲
プロデューサー 甲斐 真樹
〃 長澤 克明
〃 岡川 晃基
撮 影 石井 勲
美 術 新田 隆之
音 楽 鮎川 誠
録 音 中山 隆匡
録 音 井上 幸雄
照 明 三荻 国明
編 集 大沢 昌弘
助監督 七字 幸久
〃 杉山 嘉一
〃 野本 史生
スクリプター 佐藤 公美
製作担当 金 宗晩
協力プロデューサー 高橋健太郎
スチール 桑本 正士
〃 渡辺 亨
撮影助手 藤井 良久
〃 沢野 政人
〃 村木 千春
照明助手 岡本 秋夫
〃 岡部 亮
〃 渡辺 晶
〃 鎌田 晃央
装 飾 沖村 国男
持道具 山浦 克巳
ネガ編集 三陽編集室
録音助手 山田 幸治
〃 岩丸 恒
リーレコ 日映録音
録 音 福田 誠
効 果 福島音響
メイク 田中マリ子
メイク助手 伊藤 ほほ
衣 裳 目代 博昭
刺 青 霞 涼二
青山知可子ヘアメイクアーティスト
福田 高広
方言指導 福島 博明
制作主任 福岡 和哉
制作進行 大谷 弘
タイミング 村田 豊
車 輛 TA・KA
宣伝美術 海老名 淳
宣 伝 (株)ゼアリズ
宣 伝 日下部孝一
宣 伝 堀江可奈子
宣 伝 日下部圭子
宣 伝 (株)オムロ・ピクチャーズ
宣 伝 西田 宣善
協 力 日本コダック
〃 映像サービス
〃 石谷ライティング・サービス
〃 福島音響
〃 山崎美術
〃 JKS編集室
〃 東京衣裳
〃 日映美術
〃 Bellezza Studio
〃 東京現像所
〃 TA・KA
〃 エヌケイ特機
〃 愛媛県中島町役場
公開年月日:1996.12.21
上映時間:84分
カラー/ビスタ
製作会社:タキコーポレーション=円谷映像作品
配給:ゼアリズ=タキコーポレーション
キャスト
大沢たかお 藤川洋一
ダンカン 梅沢道夫
石橋 凌 大谷(暴力団の組長)
青山知可子 美也(大谷の情婦)
片岡 礼子 長崎裕子(洋一の恋人、役者志望)
寺島 進 松尾(大谷の子分)
光石 研 柳譲二(ヤク中のヤクザ)
斉藤陽一郎 えいじ(洋一の幼なじみ)
諏訪 太朗 ノミ屋の客(自称・作家)
管田 俊 大谷の兄貴筋のヤクザ
中村 方隆
峰野 勝成
泉 晶子 洋一の母親?
松田 康徳
木村 孝志
山口 剛 大谷の子分
三上 剛史
塩山 義高
横山 尚之
新家子一弘
宮川 和也
渡辺 勝巳
山田 健
木滝 和幸
ハート・ライン
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