ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『THWAY 血の絆』(2003:千野皓司)


以上、『THWAY 血の絆』(映画「血の絆」製作委員会2003:千野皓司)より


 『THWAY 血の絆』(映画「血の絆」製作委員会2003:千野皓司)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「逝ける映画人を偲んで 2021-2022」特集の1本。310円。

THWAY 血の絆(201分・35mm・カラー・日英字幕付 with English subtitles)
追悼:(監督・脚本)千野皓司、(撮影)前田米造、(編集)西東清明
 『喜劇 東京の田舎っぺ』(1967)で監督デビュー後、日活を離れ表現の場をTV映画に求めた千野皓司による企画から13年、製作資金不足を乗り越え完成に漕ぎつけた日本=ミャンマー合作映画。戦争の爪跡が残る1960年代のミャンマーを舞台に、日本人の姉と、旧日本兵の父と現地女性の子である異母弟との分かち難い絆を描く。
途中休憩あり
(以上、国立映画アーカイブの解説より)

 初見。
 力作。1963年当時のビルマ(ミャンマー)を描きつつ、父親が生きていた1943年前後のビルマも描く。どちらもこれ以上、カットできないということはわかるが、如何せん201分は長すぎる。さにらに、主人公のビルマ語、感情がのらない棒読み状態には参ってしまった。
 その反省のせいか、主人公を演じた麻生あかりさんは、2003年以降にミャンマー語を本格的に習得するため、ミャンマーに移住。その後、現地の歌手と結婚して子どもも生まれ住んでいるようだ。
2023年8月16日(水)鑑賞

       スタッフ
監 督        千野 皓司
ミャンマー協力監督  ウティンユ
 〃         ウラミョ ウ
 〃         ウサンミュイモン
脚 本        千野 皓司
ミャンマー脚本協力  マウンティンサイン
企 画        千野 皓司
製作プロデューサー  板持  隆
 〃         藤倉  博
ミャンマー側プロデューサー
           キンモンクウ
撮 影        前田 米造
美 術        和田  洋
音 楽        池辺晋一郎
録 音        信岡  実
照 明        島田 忠昭
編 集        西東 清明
公開年月日:2011.10.14※広島県尾道市福山市で開催された「お蔵出し映画祭2011」にて上映
上映時間:201分
カラー/スタンダード/35mm
製作会社:映画「血の絆」製作委員会
ミャンマー側プロダクション:ナショナルネットワークLt.D
配給:

       キャスト
麻生あかり      吉田由美
チョウトウ      ウ・テルイン(大学教授)
ミョウタンダートン  マトエトエ(隆夫が愛した)
ミンモンクン     モンモン(隆夫とマトエトエ
永島 敏行      吉田隆夫
浅茅 陽子      隆夫の妹
川地 民夫      隆夫の義弟
杉田  康      隆夫の部下
本多  晋
山崎  一      大使館職員


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