ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『最後の活動弁士 井上陽一の世界』(2016:高橋一郎)




以上、『最後の活動弁士 井上陽一の世界』(2016:高橋一郎)より


 『最後の活動弁士 井上陽一の世界』(2016:高橋一郎)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「逝ける映画人を偲んで 2021-2022」特集の1本。同時上映『旅する映写機』(2013:森田惠子)、310円。

最後の活動弁士 井上陽一の世界(46分・DCP・カラー)
追悼:(監督)高橋一郎、(製作)鵜久森典妙、(出演)井上陽一
 戦前からの弁士・浜星波に師事し、1979年からの芸歴を持つ井上陽一についてのドキュメンタリー。高橋一郎と鵜久森典妙は1984年に神戸を拠点とした自主製作集団「映画製作委員会」を結成し、人権や環境をテーマに作品を発表した。
本作上映後に休憩あり
(以上、国立映画アーカイブの解説より)

製作  鵜久森典妙
撮影  はらひろし
監督  高橋一郎

井上陽一さんは1938年(昭和13年)生まれ、姫路市出身。映写技師を経て浜星波(はませいは)の最後の弟子となり修行、1979年(昭和54年)41歳で弁士としてデビューした。上演台本はすべて自作する。代表的な演目は「瞼の母」「血煙り高田馬場」「喧嘩安兵衛」「金色夜叉」「落第はしたけれど」「瀧の白糸」「御誂次郎吉格子」「血煙り荒神山」「赤垣源三」「雄呂血」「忠臣蔵」「伊豆の踊子」など。中には2007年東京国際映画祭で上演した伊藤大輔監督伝説の名画「忠次旅日記」も含まれる。
以上、「映画製作委員会」の解説より


 初見。
 井上陽一さんは、映画好きから、タダで見られる方法は、ということで映写技師となる。30歳過ぎに無声映画と出会い、その時の弁士・浜星波の追っかけから、やがて弟子となり、弁士となる。解説台本はすべて自分で作る。楽団がいない場所で上映するときの音楽は、カセットテープに自前で作り、秒単位の操作も行う。何から何まで自分でこなして、素晴らしい!
2023年8月23日(水)鑑賞


にほんブログ村ランキングに参加しています。
下記 ↓ のバナーをクリックしてください。
ブログのランキングが表示されたら、下部の「ぴくちゃあ」ロゴを再度クリックしてください。
ランキングアップに協力お願いします。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 日本映画(邦画)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へ
にほんブログ村