『嵐を呼ぶ楽団』(宝塚映画1960：井上梅次)

以上、『嵐を呼ぶ楽団』(宝塚映画1960：井上梅次)より

　『嵐を呼ぶ楽団』(宝塚映画1960：井上梅次)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「月丘夢路井上梅次 100年祭」特集の１本。310円。
嵐を呼ぶ楽団(108分・35mm・カラー)
　本格的なビッグバンド結成を目指すピアニスト(宝田)が仲間たちとの友情や恋愛を経てエンターテイナーとして成長していく姿を描く。井上によるジャズ映画の集大成的な作品であり、テンポの良い演出が光る。本作はフリーランスとなってからの監督作で、『夜霧の決闘』(1959)に引き続き宝塚映画による製作。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)

　再々々々見。
　大々々々好きな作品。仲間が次々と加わり、バンドがしだいに人気となり、トップとなる。やがて、仲間割れ、凋落。それを克服して、再度集い、華やかなフィナーレ。スピーディーな展開で、ワクワクと高揚感たっぷり。幸福感いっぱいの楽しい作品。何度見ても、見飽きることがない。
　井上梅次ミュージカル映画の最高峰である。
2023年11月19日(日)鑑賞

　　　　　　　スタッフ
監　督　　　　　　　　井上　梅次
脚　本　　　　　　　　若尾　徳平
　〃　　　　　　　　　井上　梅次
製　作　　　　　　　　杉原　貞雄
撮　影　　　　　　　　岡崎　宏三
美　術　　　　　　　　鳥居塚誠一
音　楽　　　　　　　　多　　忠修
　〃　　　　　　　　　河辺　公一
作　詩　　　　　　　　井田　誠一
録　音　　　　　　　　鴛海　晄次
照　明　　　　　　　　下村　一夫
編　集　　　　　　　　庵原　周一
衣　裳　　　　　　　　真野　誠二
助監督　　　　　　　　高野　昭二
振　付　　　　　　　　県　　洋二
製作担当者　　　　　　沖原　俊哉
記　録　　　　　　　　吉田　栄子
スチール　　　　　　　岩井　隆志
監督助手　　　　　　　島崎　千之
撮影助手　　　　　　　梁井　　潤
撮影助手　　　　　　　田辺　皓一
音楽担当　　　　　　　和田　　肇
現　像　　　　　　　　東洋現像所
公開年月日：1960.02.28
上映時間：108分
カラー／シネスコ／35mm
製作会社：宝塚映画
配給：東宝

　　　　　　　キャスト
宝田　　明　　　　　　牧宏志(ピアノ)
雪村いづみ　　　　　　天路ルリ子(歌手)
朝丘　雪路　　　　　　緒方セツコ(歌手)
高島　忠夫　　　　　　三谷純(トランペット)
水原　　弘　　　　　　渡辺鉄雄(ギター)
神戸　一郎　　　　　　亘一夫(ベース)
柳沢　真一　　　　　　吉川二郎(ドラム)
江原　達怡　　　　　　只野凡太郎(サックス)
環　三千世　　　　　　天路マリ子(ルリ子の姉、マネージャー)
水戸　光子　　　　　　牧雪江(宏志の母親)
安部　　徹　　　　　　大貫専務(大阪の興行会社)
柳家金語楼　　　　　　別府の旅館主人・卓造(亘一夫の父親)
森川　　信　　　　　　別府の旅館番頭・高田
山茶花　究　　　　　　マネージャー・松本(別府で夜逃げする)
柴田　房夫　　　　　　旅廻りのバンドマン
浜野　　隆　　　　　　旅廻りのバンドマン
立原　　博　　　　　　「テネシー」マスター・富岡
有木　山太　　　　　　「テネシー」支配人・山根
山田　周平　　　　　　別府のジャズ喫茶・マスター
世志　凡太　　　　　　ジャズ喫茶・司会者
弘世　東作　　　　　　バンドマスター・近藤
早川　恭二　　　　　　バンドマン甲
仲塚　雅哉　　　　　　バンドマン丙
大中　英二　　　　　　バンドボーイ
満永　矩之　　　　　　バンドボーイ
原　　耕二　　　　　　バンドマン
川上のぼる　　　　　　テレビの司会者
長谷川みのる　　　　　ぎょうざ屋の親爺
吉川　雅恵　　　　　　牧家の婆や
大江真砂夫
花村えいじ
楠　　栄ニ
大磯　栄二
森　　金太
丸橋　清美
宇野　美子
森　　明子
松原　貞夫　　　　　　梅田コマ.ミュージカル.チーム
藤本　春樹　　　　　　　〃
内田　喜隆　　　　　　　〃
児島日出夫　　　　　　　〃
谷　　雅子　　　　　　　〃
緑　　葉子　　　　　　　〃
美鈴　慶子　　　　　　　〃
篝　伊都子　　　　　　　〃