ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

1930年代作品

『戀の花咲く 伊豆の踊子[弁士説明版]』(1933:五所平之助)

『戀の花咲く 伊豆の踊子[弁士説明版]』(松竹蒲田1933:五所平之助)を、国立映画アーカイブにて見る。5月3日から始まった「発掘された映画たち2022」の1本。420円。 最初に見たのは1973年8月にフィルムセンターで行われた「飯田蝶子特集」にて。その時…

『日本南極探檢[デジタル復元・最長版]』(1930)

『日本南極探檢[ダイジェスト版]』(1950)『日本南極探檢[デジタル復元・最長版]』(1930)を、国立映画アーカイブにて見る。きょうから始まった「発掘された映画たち2022」の1本。420円。 国立映画アーカイブ研究員による上映前10分と『日本南極探檢[ダ…

『路傍の石』(日活多摩川1938:田坂具隆)

『路傍の石』(日活多摩川1938:田坂具隆)を 国立映画アーカイブ(旧名称:フィルムセンター)長瀬記念ホール OZUにて見る。310円。 貧しい家の少年の逞しい成長を描いた山本有三の名作の映画化。故郷から東京に出てきた主人公の吾一(片山)が、下宿先か…

『弥次喜多道中記』(日活京都1938:マキノ正博)

フィルムセンターにて『弥次喜多道中記』(日活京都1938:マキノ正博)を見る。500円。 遠山の金さん・片岡千恵蔵と鼠小僧・杉狂作の二人が、お互いの身分を知らぬまま偽弥次喜多に扮して東海道中をくり広げる。歌で絡むのが、本物の弥次喜多に扮したディック…

『鴛鴦歌合戦』(日活1939:マキノ正博)

『鴛鴦歌合戦』(日活1939:マキノ正博)をフィルムセンターにて見る。再見。 何度見てもおもしろい。全編歌だらけ。志村喬も市川春代も歌っている。戦前にこのような素敵なオペレッタ映画を作っているというのに、現代の日本でミュージカル映画ひとつ作れない…