ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『喜劇“夫”売ります』(瀬川昌治)


 ラピュタ阿佐ヶ谷にて、『喜劇“夫”売ります』(東映東京1968:瀬川昌治)を見る。
 衝撃的なタイトルの割には生真面目な喜劇である。佐久間良子フランキー堺のベッドシーンは絵にならないのか、それとも佐久間に遠慮したのか、そこらへんはさらりとかわしている。
 伊賀上野市の地場産業(というか内職産業)が組み紐づくり、とはしらなかった。組み紐づくりの工程をていねいに紹介しているところなんぞ、生真面目な喜劇という、所以である。