ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『忍者武芸帳』(1967:大島渚)



以上、『忍者武芸帳』(1967:大島渚)より


 『忍者武芸帳』(1967:大島渚)を、国立映画アーカイブ小ホールにて見る。4月11日(火)から始まった「没後10年 映画監督 大島渚」の1本。310円。

忍者武芸帳(117分・35mm・白黒)
 各地で百姓一揆を扇動しながら農民を率いる謎の忍者の活躍を通して「革命」の精神を描き、学生たちの熱狂的な支持を集めた白土三平による同名劇画「忍者武芸帳」を映画化。2万コマに及ぶ原画から約4千カットまで選び抜いて撮影した静止画を、モンタージュやクロースアップなどで再構成し、音声を加えるという大胆な手法を取り入れている。
以上、国立映画アーカイブの解説より

 初見は、1971年10月21日(木)、北仙台の廃館になった映画館を借り切って「昭和館」として自主上映としていたところで。同時上映が『心中天網島』(表現社=ATG1969:篠田正浩)、300円。
 1971年に見たときは、100分版。封切りの資料では131分。今回の国立映画アーカイブ所蔵のプリントは117分。冒頭に英文の解説字幕タイトルがあり、おそらく海外で上映されたプリントを基にして焼いたものだろう。
 仙台で見たときは、外伝である影丸一族が形成される部分がそっくりないバージョンだったと仮定すると、100分という時間は理解できるが、、。
 それにしても、長い。影丸一族にひとりづつ加わっていく過程が、外伝として途中に挿入される。劇の進行がいったん中断されてしまい、ちょっと興ざめ。外伝部分を最初に持ってきて、時系列で進めたほうがよかったと思うのだが、、、。
2023年4月27日(木)鑑賞

       スタッフ
監 督        大島  渚
脚 本        佐々木 守
 〃         大島  渚
原 作        白土 三平
製 作        中島 正幸
 〃         山口 卓治
 〃         大島  渚
撮 影        高田  昭
音 楽        林   光
録 音        西崎 英雄
音協力       篠崎 敏男
編 集        白石 末子
協 力        俳優小劇場

公開年月日:1967.02.15
上映時間:131分
モノクロ/スタンダード/35mm
製作会社:創造社
配給:ATG

       キャスト
山本  圭      結城重太郎
小山 明子      明美
佐藤  慶      坂上主膳
松本 典子      螢火
福田 善之      無風道人
観世 栄夫      上泉信綱
田中 信夫      柳生宗厳
早野 寿郎      雷雲党首領
露口  茂      明智光秀
渡辺 文雄      織田信長
渡辺 文雄      顕如
林   光      木下藤吉郎
戸浦 六宏      影丸
小松 方正      鬼吉(蔵六)
小沢 昭一      ナレーション
   

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