ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『白昼の通り魔』(1966:大島渚)




以上、『白昼の通り魔』(1966:大島渚)より


 『白昼の通り魔』(1966:大島渚)を、国立映画アーカイブ小ホールにて見る。4月11日(火)から始まった「没後10年 映画監督 大島渚」の1本。310円。

白昼の通り魔(99分・35mm・白黒)
 長野の農村。共同農業運動の理想は破れ、組織も瓦解する。それから数年後、シノ(川口)は突然現れたかつての同志・英助(佐藤)に犯されるが…。大島が、通り魔の魔性としぶとく生き残る女の生命力を通して戦後民主主義の内実を問い、新たな飛躍を遂げた作品。体制に回収されないエネルギーとしての魔性に着目した大島は「ぼくはもう通り魔として生きる道を選んだ」と回想する。
以上、国立映画アーカイブの解説より

 初見は1972年10月12日(木)、文芸地下にて、同時上映は『心中天網島』(1969:篠田正浩)で150円。
 これもよくわからない作品。年齢不詳の佐藤慶小山明子が夫婦。佐藤は小山の教え子、小山は中学校の先生で在職7年。川口小枝は20歳、と本人が言っている。そもそも、気絶した女性を犯すことに味をしめたとはいえ、なんで通り魔になったのか、、、。
 せめて、2回も死に損なった川口小枝が、たくましく生きていく、という姿勢を示していれば、、、。
2023年4月29日(土)鑑賞


       スタッフ
監 督        大島  渚
脚 色        田村  孟
原 作        武田 泰淳
製 作        中島 正幸
撮 影        高田  昭
美 術        戸田 重昌
音 楽        林   光
録 音        西崎 英雄
照 明        三浦  礼
編 集        浦岡 敬一
スチル        吉岡 康弘
助監督        佐々木 守
録 音        アオイ・スタジオ
効 果        本間  明
進 行        野木小四郎
製作事務       山口 卓治
現 像        東洋現像所

公開年月日:1966.07.15
上映時間:99分
モノクロ/シネスコ/35mm
製作会社:創造社
配給:松竹

       キャスト
川口 小枝(新人)    篠崎シノ
小山 明子      倉マツ子
佐藤  慶      小山田英助
戸浦 六宏      日向源治(村会議員)
小松 方正      シノの父
岸  輝子      シノの祖母
川口 秀子(特別出演)  マツ子の母
殿山 泰司      中学校校長
矢野  宜      村の世話役
観世 栄夫      稲垣(英助が強姦殺害した女の夫)
渡辺 文雄      原口刑事
高原 良子      病院の女(英助の被害者)
茅島 成美      神保先生(中学校)

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