以上、「アジアの曙 第十一話」(1965:大島渚)より
「アジアの曙 第十一話」(1965:大島渚)を、国立映画アーカイブ小ホールにて見る。4月11日(火)から始まった「没後10年 映画監督 大島渚」の1本。310円。同時上映「アジアの曙 第十話」。
アジアの曙 第十一話(57分・16mm・白黒)
第二革命は敗北し、南昌で捕らえられた中山は、応詔や令鈴とともに納屋に閉じ込められる。豪商の金(伊藤)、郁英や財閥の娘・阿香(寺田)も投獄される。李の行方を聞き出そうと次々に拷問にかけられるが、中山の機転で行き先を偽って陽動する。極限状況下で中山と郁英との間の特別な感情が露呈する。そして、彼らは脱出して長沙へ旅立とうとするが…。
以上、国立映画アーカイブの解説より
初見。
捕まり、暗い納屋に閉じ込められ、お話はそこのみで展開する。令鈴を一方的に愛する揚成武、革命軍を抜けて二人で新しく出直そうと提案。その愛も逃亡も拒否。結局、揚成武は敵に殺される。令鈴は中山たちと別れ、金とともに旅立つ。中山、田応詔、阿香、郁栄の4人が長沙へ。と、逃げ遅れの敵兵の狙撃によって郁栄が命を落とす。
つづく。
2023年5月28日(日)鑑賞
スタッフ
監 督 大島 渚
プロデューサー 中島 正幸
〃 島村 達芳
原 作 山中峯太郎「実録・アジアの曙」
脚 本 佐々木 守
〃 田村 孟
撮 影 菱田 誠
音 楽 司 一郎
美 術 今 保太郎
〃 小島 初雄
照 明 久米 成男
編 集 浅井 弘
助監督 片桐 直樹
プロデューサー補 山口 卓治
解 説 加藤 武
製作:創造社=国際放映=TBS
1965年2月17日(水)21:30~22:30放映
上映時間:57分
モノクロ/スタンダード/16mm
キャスト
御木本伸介 中山峯太郎
小山 明子 中山康子(妻)
立川さゆり 令鈴(李烈鈞の妹)
椎原 邦彦 田応詔
天野 鎭雄 揚成武
芳村 真理 郁栄(革命軍)
寺田 路恵 阿香(財閥の娘)
伊藤 享治 金(豪商)
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