以上、『新宿酔いどれ番地 人斬り鉄』(東映東京1977:小平裕)より
『新宿酔いどれ番地 人斬り鉄』(東映東京1977:小平裕)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「逝ける映画人を偲んで 2021-2022」特集の1本。310円。
新宿酔いどれ番地 人斬り鉄(87分・35mm・カラー)
追悼:(監督・脚本)小平裕
NEW(ニュープリント)
新宿の抗争から10年後に出所した権藤鉄治(菅原)は、福生で縄張り争いをする藤原(佐藤)の加勢に赴く。「人斬り与太」シリーズ(1972:深作欣二)から派生して、狂犬のような激高と背中合わせにある哀愁を描く。小平裕は1962年に東映に入社して深作欣二に師事した後、プログラム・ピクチャーの中で実験的な手法を盛り込みつつ反逆の美学を追求した。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)
初見。
ムショから10年ぶりに新宿に戻った鉄治。親分子分の盲目的な幻想は抱いていなかったが、またまた鉄砲玉扱いされて、福生に追いやられて激怒。敵方のヤクザから掠め取った金を組には納めず、ヤクザから抜け出すことを夢見る。
あぶれ者たちである青木義朗、ジョージ高野、舘ひろし、にしきのあきら、そして彼らを束ねる佐藤允と菅原文太とのつかの間の共同体。もう少し、彼らの特徴を印象付ける見せ場があっても良かったかな、、、。
2023年8月20日(日)鑑賞
スタッフ
監 督 小平 裕
脚 本 松田 寛夫
〃 掛礼 昌裕
〃 小平 裕
企 画 太田 浩児
〃 高村 賢治
撮 影 中島 芳男
美 術 北川 弘
音 楽 鏑木 創
録 音 広上 益弘
照 明 梅谷 茂
編 集 祖田富美夫
進行主任 東和 杜
助監督 新井 清
スチール 藤井 善男
宣 伝 山本八州男
本社宣伝 佐々木嗣郎
公開年月日:1977.04.08
上映時間:87分
カラー/シネスコ/35mm
製作会社:東映東京
配給:東映
キャスト
菅原 文太 権藤鉄治(ムショ帰り)
生田 悦子 春美(鉄治の愛人)
青木 義朗 西垣勝也(元刑事)
ジョージ高野 野呂次郎(元ボクシングチャンピオン)
舘 ひろし 石川昇(柳田組に恨みを持つ)
にしきのあきら 松永数男(元カーレーサー)
成田三樹夫 大門英作(大門組組長)
川地 民夫 五十嵐賢二(大門組若頭)
八名 信夫 岩城正平(大門組幹部)
関山 耕司 暮山守治(大門組幹部)
佐藤 晟也 軍司(大門組の子分)
土山登士幸 佐原(大門組の子分)
沢田 浩二 大門組若衆A
幸 英二 大門組若衆B
城 春樹 大門組若衆C
名和 宏 柳田欣二(柳田組組長)
地井 武男 竹内俊光(柳田組福生支部の幹部)
藤山 浩一 梅津(柳田組幹部)
福中 康治 尾形
宮城健太郎 演歌師
須賀 良 高橋
高月 忠 川崎
市川 好朗 西部通彦(柳田組鉄砲玉)
伊達 三郎 根岸秀三(10年前に鉄治が殺した根岸組組長)
日尾 孝司 飯島精市(西部に殺されたヤクザ)
サリー ジュン(松永の恋人)
久地 明 レストランの荒くれ者A
亀山 達也 レストランの荒くれ者B
司 裕介 レストランの荒くれ者C
山浦 栄 レストランのマネージャー
大木 晤郎 レストランのマスター
奈三 恭子 バアのママ
西本良二郎 柳田組のチンピラ
コロムビア・トップ 赤ちょうちんの親父
佐藤 允 藤原安夫(鉄治の兄弟分)
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